carebase(ケアベース)コラム

2025.9.29 ソフト・サービス紹介

carebase(ケアベース)で実現する介護DX:補助金・助成金活用も徹底ガイド

なぜ今、介護DX(デジタルトランスフォーメーション)が必要なのか

高齢化の進展に伴い、介護業界では 人手不足、業務の属人化、記録・引き継ぎのミス といった喫緊の課題が深刻化しています。紙・Excelでの記録運用では、転記ミスや情報の伝達漏れ、時間遅延が発生しやすく、これらは利用者の安全性やケアの質に直結します。さらに、新人教育やOJTには多くの時間・コストがかかり、結果的にスタッフ定着率にも影響します。

こうした課題を解決し、「質の高いケア」と「働きやすい現場」の両立を図るために、介護DX(デジタル技術を活用した介護業務革新) が注目されています。記録・引き継ぎ・教育といったプロセスをICTで可視化・自動化・共有化することにより、効率化・ミス削減・人材育成を同時に実現できます。

ケアベース(carebase)とは — 介護DXを支える統合ICTプラットフォーム

carebase(ケアベース)は、介護記録・教育をクラウドで一元管理できるICTシステムです。 介護現場における「記録」「引き継ぎ」「教育」の三大業務を効率化し、質の向上と業務の標準化を実現します。主な特徴は以下の通りです。

介護記録機能

・チェックリスト形式・プルダウン形式など直感的UI。
・記録漏れ/転記ミスを防止するアラート/入力必須項目。
・クラウド共有により、複数シフト・複数拠点間でリアルタイムに情報を共有。

申し送り(引き継ぎ)機能

・構造化された引き継ぎ情報をリアルタイム共有。夜勤→日勤、日勤→夜勤などのシフト間での伝達ミスを削減。
・引き継ぎ内容が動画・画像・テキストで残るため、後からの確認・監査対応にも有効。

動画マニュアル・教育機能

・介護手技、マニュアル手順を動画・画像で共有。新人教育、外国人スタッフ教育、OJTの標準化を実現。
・属人的な教育から脱し、誰でも同じレベルで学べる教育環境を構築。

サポート体制・運用支援

・導入時にヒアリング/初期設定を実施。
・テンプレート変更や運用ルール作成もサポート。
・システム未習熟なスタッフでも使いやすいインターフェース設計。

これにより、ケアベースは単なる記録システムではなく、介護業務の 「質・効率・人材育成」 を同時に支えるプラットフォームとして機能します。

料金プランと導入コスト — 補助金・助成金との相乗効果

ケアベース導入を検討する際、料金構成・初期費用・運用費用を把握することは重要です。
また、これを補助金・助成金と組み合わせることで、さらに導入障壁を下げることが可能です。

料金プラン概要

初期費用0円キャンペーン実施中!
主なプランはこちら

マニュアルシステム 記録システム マニュアル&記録ソフト
1施設¥30,000/月 1施設¥30,000/月 1施設¥45,000/月

・マニュアルシステム・マニュアル&記録ソフトのプランのみの「動画制作オプション」もあり
利用デバイスはPC・タブレット・スマートフォンに対応。
ユーザーインターフェースが直感的で、操作が苦手なスタッフでも短時間で習得可能な設計。

▶詳しい料金プランはこちらから

補助金・助成金との組み合わせメリット

・初期費用が“0円”キャンペーン中ということもあり、補助金・助成金を使えば 実質的な自己負担をかなり減らすことが可能。
・補助対象として、システム導入費・機器費(タブレット等)・研修・教育費用が含まれている制度も多く、ケアベースの教育機能(動画マニュアル)とも相性が良いです。
・また、導入にあたっての「生産性向上」や「業務効率化」という観点で、助成金の申請時に提出する事業計画書・KPI設定資料としてケアベースの利用が説得材料になり得ます。

介護DX 補助金・助成金を活用してケアベースを導入するメリット

介護業界のDX化を促進するため、国・自治体では多様な補助金・助成金制度が整備されています。
これを上手に活用すれば、ケアベース導入のコスト・リスクを大幅に軽減できます。

主な制度例
・国レベルの補助金:例えば「ICT導入支援事業」等があり、ソフトウェア導入、機器購入、研修などに対して補助が出るケースがあります。補助率が1/2〜3/4と高めに設定されている場合もあります。
・自治体(地方自治体)レベルの助成金:各都道府県・市町村が独自の「介護事業所デジタル化支援事業費補助金」「介護ICT導入支援」等を実施。機器・ソフト・人材育成など多岐にわたる。
・人材育成支援:介護DXを推進するため、ITスキル習得や研修、代替職員費用などを助成する制度もあり、教育機能を持つケアベースとも相性が良い。

ケアベース導入時に補助金・助成金を活用するメリット
・コスト削減:導入初期費用・運用費用が軽減でき、導入のハードルが低くなります。
・ROIの確保:補助金申請時に「記録時間の削減」「ミス件数の減少」「新人定着率の改善」といった数値目標を設定しやすく、導入効果を明確化できます。
・場説得力向上:補助金申請資料に「ケアベースを使って教育・記録を効率化する」というロードマップを盛り込むことで、申請時の説得力が向上します。
・運用準備の強化:補助金申請を機に、導入後の運用ルール・研修プログラム・改善サイクルをしっかり整備する好機になります。

【補助金活用についての参考記事はこちら】
▶︎補助金を活用して介護ソフトを導入する方法

補助金・助成金申請でよくある失敗と成功のポイント

ケアベース導入+補助金活用をスムーズに進めるためには、申請・導入の双方で失敗しやすいポイントを避け、成功のための準備を行うことが重要です。

よくある失敗例

書類不備
申請書類、実績報告書に記載漏れ・フォーマット違いがある。

目的・数値目標が曖昧
例えば「業務効率化を図る」だけで終わっており、「記録時間を30%削減」「ミス件数を50%減少」などが設定されていない。

補助対象外経費を申請
例えば趣味的なシステム拡張や別事業用途の設備など。

実績報告ミス
交付後の実績報告が不十分で、交付取消や返還要求が生じる。

導入後の運用体制が未整備
システムを入れただけで現場運用が定着せず、効果が出ない。

成功のポイント

早めの準備
募集要項の確認、見積書・事業計画書・運用体制の構築を早期に。

定量的な改善目標の設定
例えば「記録にかかる時間を1日あたり30分削減」「新人定着率を半年で10%改善」など。

専門家の相談活用
社労士・行政書士など、補助金申請経験のある専門家と連携して書類作成/交付後フォローを確実に。

運用ルール・研修体制を整備
システム導入前に、動画マニュアル作成・教育計画・責任者体制・改善サイクルの構築を。

フォローアップと効果測定
導入後、定期的に改善状況をモニタリングし、補助金実績報告資料としても活用可能にする。

導入事例と効果 — ケアベースがもたらす変革

ケアベース導入施設では、以下のような改善実績が報告されています。

・記録時間の大幅削減:直感的なUIによる入力時間短縮。
・引き継ぎミスの激減:情報伝達の構造化により、夜勤から日勤・複数シフト間の漏れ・重複が減少。
・教育コストの縮減:動画マニュアルにより、OJT・新人教育の効率が上がり、教育担当者の負担軽減。
・スタッフ満足度・定着率の向上:使いやすく習得しやすい仕組みによって、現場のストレス軽減と定着促進が実現。

また、これらの効果を補助金申請時の数値目標として活用することで、申請の説得力が向上しています。

【導入事例についての参考記事はこちら】
▶︎ケアベース導入で何が変わる?現場の声から見る効果と成功事例【施設実績公開】

ケアベース × 補助金活用:導入成功に向けたステップ

現状分析
紙・Excel運用の課題、記録時間・ミス件数・教育コストなどを可視化。

導入目的・KPI設定
例:「記録時間を40%削減」「引き継ぎミスを年間20件削減」「新人定着率を6ヶ月で5%改善」など。

補助金/助成金制度の調査
国のICT導入支援、各自治体の介護ICT助成、人材育成支援制度を確認。

申請支援の準備
専門家(社労士・行政書士)と連携、見積書・事業計画書・運用ルールを整備。

システム導入と運用準備
ケアベースの研修実施、動画マニュアル作成、運用ルール・責任者体制構築。

効果測定・実績報告
導入後、定期的に改善効果をモニタリングし、補助金交付時の実績報告を準備。

まとめ:ケアベースと介護DX 補助金・助成金で未来を変える

介護DXはもはや「選択肢」ではなく、「必然」の時代です。人手不足・業務効率・教育負担といった現場課題に対し、ICTを活用することで解決の方向性が見えています。

ケアベース(carebase)は、記録・引き継ぎ・教育という介護現場の3大業務を一気通貫で支え、現場の質と効率を同時に高めるための強力なツールです。
導入コストも、初期費用0円キャンペーンの実施や、国・自治体の補助金・助成金制度を活用することで、大きな負担なく始められます。
成功させるには、単にシステムを導入するだけでなく、「数値目標を設定」「運用ルールを整備」「教育体制を構築」「申請書類をしっかり準備」という4つのポイントを押さえることが大切です。

介護事業所が「効率的で質の高いケア」と「働きやすい現場環境」を両立するために、ケアベースの導入と補助金・助成金の戦略的活用は、非常に有効な道筋を示してくれます。

導入実績100社以上のケアベースへのお問い合わせをお待ちしております。

【料金プランに関するコラム】
▶︎carebase(ケアベース)料金プラン徹底比較 ─ 目的別最適プラン選び方【2025年版】

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