carebase(ケアベース)コラム

2025.11.23 ソフト・サービス紹介

carebase(ケアベース)全機能一覧 〜記録・マニュアル・申し送りを網羅した完全ガイド〜

1.carebase(ケアベース)とは?

carebase(ケアベース)は、介護現場の「記録・マニュアル・申し送り」の課題を一元管理できるクラウド型プラットフォームです。
現場スタッフや管理者が日々の業務を効率的に行えるよう、さまざまな機能が搭載されています。

利用者ごとのケア記録をデジタルで蓄積できるほか、スタッフ間で最新のマニュアルや手順を共有し、申し送り情報をリアルタイムで通知することも可能です。
これにより、業務の効率化だけでなく、介護ミスや情報漏れのリスクを大幅に減らすことが可能です。

2.carebase(ケアベース)の主要機能

1. 介護記録機能

介護現場で日々必要な記録を、簡単かつ正確にデジタル化できます。

・バイタル記録:体温、脈拍、血圧、呼吸、SpO₂などの健康情報を一括で入力。
・基礎介助記録:食事・排泄・入浴・服薬・口腔ケア・点眼など、日常的な介助を網羅。
・レクリエーション・巡視記録:イベントや日常巡視の状況もまとめて記録可能。
・テンプレート活用:施設ごとに必要な項目をテンプレート化し、入力漏れを防止。
・一括入力・自動転記:複数利用者への同時入力や、関連記録への自動反映が可能。

この機能により、紙の記録や口頭の申し送りでは発生しやすい情報漏れや記録の属人化を防ぎ、誰でも簡単に正確な記録を残せます。

2. 利用者情報管理機能

carebase(ケアベース)では、利用者に関するあらゆる情報を一元管理できます。

・基本情報:名前・住所・介護度・かかりつけ医・連絡先など
・ケア情報:ADL(生活動作)、既往歴、服薬状況、行動特性
・個別ポイント:介護時の注意点や特記事項を記録
・ケアプランとの連携:入力内容が自動的にプランや記録に反映される

この機能を活用することで、スタッフは利用者一人ひとりに合った適切なケアを行いやすくなり、業務の属人化も防げます。

3. 未記録・入力サポート機能

介護記録の抜け漏れを防ぐため、carebase(ケアベース)には入力サポート機能が充実しています。

・未記録アラート:入力されていない項目を自動でチェックし、未記録が一目でわかる。
・アラート未確認リスト:確認・対応が必要な項目を整理。
・テンプレート・定型文入力:定型文や選択肢をボタン1つで入力可能。
・自動転記・連携:一度入力した内容が関連記録や申し送りに自動反映。
・更新期限アラート:ケアプランやマニュアルの更新期限を通知し、常に最新情報を維持。

これにより、日々の業務負担を減らしながら、記録の正確性を保てます。

4. 申し送り・情報共有機能

carebase(ケアベース)は、スタッフ間の情報共有も強力にサポートします。

・リアルタイム更新:記録内容が即時反映され、勤務交代時に最新情報を共有可能。
・チェックリスト化:重要事項を確認リストとして整理し、見落としを防ぐ。
・口頭+デジタル二重化:デジタル記録と口頭の確認を併用でき、情報漏れを最小化。
・通知機能:新しい申し送りや変更情報を即座に通知。スマホ・タブレットからも確認可能。

これにより、シフト間の情報の抜け漏れを防ぎ、業務ミスを大幅に減らせます。

5. マニュアル・教育機能

carebase(ケアベース)では、介護マニュアルやスタッフ教育も同一プラットフォームで管理可能です。
・個別マニュアル作成:利用者ごとの注意点やケア手順を動画・画像・テキストで登録。
・更新履歴管理:常に最新のマニュアルのみ参照でき、古い情報によるミスを防止。
・研修管理:法定研修や施設独自の教育プログラムの進捗をトラッキング。
・学習フロー設定:新人スタッフに対して段階的に研修内容を提示可能。

これにより、スタッフの知識定着を効率化し、教育負担を軽減できます。

6. ダッシュボード・分析機能

管理者向けには、施設全体の業務状況を可視化するダッシュボードが用意されています。

・記録状況や未記録項目をリアルタイムで把握
・利用者別・スタッフ別・カテゴリ別にデータを集計
・CSV・PDF出力で会議資料や改善資料に活用
・アラート・リマインダーで対応漏れを防止

これにより、施設運営の「見える化」が進み、業務改善や安全管理に直結します。

7. モバイル・クラウド対応

carebase(ケアベース)はPC、タブレット、スマートフォンで利用可能。現場での即時入力・確認が容易です。

・クラウド保存により、どこからでも最新情報を確認可能
・多施設間での情報共有がスムーズ
・デバイスに依存せず、ITリテラシーが低めのスタッフでも操作しやすいUI設計

3.carebase(ケアベース)機能まとめ

・介護記録機能:日々のバイタル・介助・巡視記録を簡単に入力
・利用者情報管理:個別情報・ケアプランを一元管理
・入力サポート:未記録アラートやテンプレートで抜け漏れ防止
・申し送り機能:リアルタイム共有・チェックリストで情報漏れを最小化
・マニュアル・教育機能:個別マニュアル作成、研修管理、動画・画像対応
・ダッシュボード・分析機能:記録状況の見える化、改善資料作成
・モバイル・クラウド対応:タブレット・スマホからいつでもアクセス

これらの機能により、carebase(ケアベース)は記録・マニュアル・申し送りの業務を効率化し、介護の質向上と安全管理を支援するプラットフォームとして、多くの施設で導入されています。

4. carebase(ケアベース)活用のポイント・導入事例

carebaseは、単に機能を揃えただけのシステムではなく、現場の業務効率化とケアの質向上を両立するツールとして活用できます。
活用のポイントと導入事例をご紹介します。

記録業務の効率化

従来の紙や口頭による記録は、情報漏れや二度手間が発生しやすく、スタッフの負担も大きいものでした。carebase(ケアベース)を導入することで、

・テンプレート・定型文で入力工数を削減
・自動転記や一括入力で複数利用者の記録も効率化
・未記録アラートで入力漏れを防止

といった形で、記録作業の時間を大幅に短縮できます。

申し送り・情報共有の改善

carebase(ケアベース)は、シフト間の情報共有も強力にサポートします。

・リアルタイム更新で交代時に最新情報を即時確認
・チェックリスト化で重要事項の抜け漏れ防止
・通知機能で変更情報をスタッフ全員に周知

これにより、スタッフ間のコミュニケーションも円滑になり、業務全体の安全性が向上しています。

新人教育・マニュアル活用

carebase(ケアベース)のマニュアル機能は、現場教育にも効果を発揮します。

・動画・画像・テキストで視覚的に学べるマニュアル
・利用者ごとの個別ポイントを提示
・研修管理機能で進捗を把握

新人スタッフは、入職直後から必要な情報を現場で確認しながら学習できます。

管理者視点での活用

施設全体の記録状況や教育進捗は、管理者ダッシュボードで一目で確認できます。

・記録率や未対応項目を集計し、業務改善に活用
・利用者・スタッフ別のデータ分析で課題を把握
・CSV・PDF出力で会議資料や改善計画に活用可能

これにより、施設全体の運営効率を向上させながら、ケアの質を担保することができます。

5.導入検討のポイント

carebase(ケアベース)は、日々のバイタルや介助記録をテンプレートで簡単に入力でき、未記録アラートや自動転記で入力漏れを防止します。
また、リアルタイムの申し送り機能やチェックリストにより、スタッフ間の情報共有も効率化されます。

さらに、動画や画像を活用したマニュアル機能や研修管理機能を通じて、新人スタッフの教育や定着も支援。管理者向けのダッシュボードでは、施設全体の記録状況や未対応項目を可視化でき、業務改善に活用可能です。

carebase(ケアベース)の導入を迷っている施設の方は、ぜひケアベースへのお問い合わせをお待ちしております。

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