carebase(ケアベース)コラム

2026.1.27 介護ICT導入・業務効率化

介護ソフト導入で失敗しない!選び方から運用開始までの7ステップと注意点

はじめに

介護ソフトは、業務効率化や記録負担の軽減に大きな効果をもたらす一方、導入方法を誤ると「使われない」「現場が混乱する」といった失敗につながりやすいツールでもあります。こうした失敗の多くは、ソフトの性能ではなく、選定や導入プロセスが整理されていないことが原因です。

介護ソフトを効果的に活用するためには、現場の課題を明確にし、目的に合った製品を選んだうえで、段階的に導入・定着させていくことが欠かせません。

本記事では、介護ソフト導入で失敗しないための選定から運用開始までの7ステップをわかりやすく解説します。あわせて、よくある失敗事例や注意点、費用対効果の考え方、carebase(ケアベース)を含めた比較視点も紹介し、最適なソフト選びをサポートします。

STEP1:導入目的と現場課題を整理する

介護ソフト導入で最初に取り組むべきことは、製品選びではなく導入目的と現場課題の整理です。

まずは、日々の業務でどこに負担がかかっているのかを具体的に洗い出しましょう。例えば、「記録に時間がかかり残業が発生している」「申し送りが口頭中心で情報が抜け落ちやすい」「新人教育が属人化している」など、課題は施設ごとに異なります。この段階で、管理者だけでなく現場スタッフの声を拾うことが重要です。

STEP2:必要な機能を洗い出す

介護ソフト導入を成功させるためには、目的や課題に沿って必要な機能を具体的に整理することが重要です。ここでは代表的な機能と、その確認ポイントを押さえます。

  • 介護記録機能
    日々のケア内容をスムーズに入力・共有できるかは最重要ポイントです。入力項目が多すぎないか、スマートフォンやタブレットから現場で記録できるかを確認しましょう。
  • ケアプラン・計画書管理
    ケアプランやモニタリングを一元管理できると、記録との紐づけがしやすくなります。書類作成や更新作業が簡素化できるかが判断基準です。
  • 申し送り・情報共有機能
    口頭や紙に頼らず、必要な情報をリアルタイムで共有できる仕組みがあるかは重要です。職種間・シフト間で情報が分断されない設計かを確認します。
  • 教育・マニュアル連携
    業務マニュアルや研修資料をソフト上で確認できれば、新人教育や業務の標準化が進みます。carebase(ケアベース)のように教育と業務をつなげられる点は大きな強みです。
  • 操作性・使いやすさ
    高機能でも操作が複雑だと現場に定着しません。画面構成が直感的か、ITに不慣れなスタッフでも使えるかを重視しましょう。

機能を検討する際は、「あれば便利」ではなく「現場で本当に使うか」を基準に取捨選択することがポイントです。
必要な機能を明確にしておくことで、介護ソフト選びや導入後のミスマッチを防ぐことができます。

介護記録有料アプリのメリット・デメリットのイメージ

STEP3:複数製品を比較・検討する

必要な機能が整理できたら、次は複数の介護ソフトを比較・検討する段階です。1製品だけを見て決めてしまうと、相場感や施設との適合性を見誤る可能性があります。

  • 操作性・画面のわかりやすさ
    毎日使うツールだからこそ、入力や確認が直感的に行えるかが重要です。
    画面遷移が多すぎないか、現場動線に合った設計かを確認しましょう。
  • 対応端末・利用シーン
    スマートフォンやタブレットなど、現場で使う端末に対応しているかは必須です。
    事務所だけでなく、ケアの合間にも無理なく使えるかがポイントになります。
  • サポート体制・導入支援
    導入時や運用開始後のサポート内容も比較対象です。
    初期設定の支援や問い合わせ対応が充実しているかは、定着率に大きく影響します。
  • 導入実績・施設規模との相性
    施設と同じような規模・サービス形態での導入実績があるかを確認すると、運用イメージがしやすくなります。
  • 機能の拡張性・将来性
    今後の業務拡大や運用変更にも対応できるかも重要です。
    教育やマニュアル管理と連携できるcarebase(ケアベース)のようなソフトは、長期的な運用を見据えた選択肢になります。

比較検討の際は、機能・価格だけでなく「自施設で無理なく使い続けられるか」という視点を持つことが大切です。
この段階で候補を2〜3製品に絞っておくと、次のデモ・トライアルが進めやすくなります。

STEP4:デモ・トライアルを必ず実施する

候補となる介護ソフトを絞り込んだら、導入前にデモやトライアルの実施は欠かせません。資料や説明だけでは、実際の使い勝手や現場との相性までは判断できないためです。

  • 実際の業務を想定して操作する
    デモでは、日常の記録や申し送りなど、普段の業務フローに沿って操作できるかを確認しましょう。入力手順が現場感覚とずれていないかが重要です。
  • 現場スタッフに触ってもらう
    管理者だけで判断せず、実際に使うスタッフに操作してもらうことで、定着しやすさが見えてきます。現場からの率直な意見を集めることがポイントです。
  • 入力スピードと負担感を確認する
    記録にどの程度の時間がかかるのか、紙や既存システムと比べて負担が減るかを体感的に確認します。
  • サポート対応の質を見極める
    トライアル中の問い合わせ対応や説明のわかりやすさも重要な判断材料です。導入後も安心して相談できる体制かを見極めましょう。
  • 運用後をイメージできるか
    carebase(ケアベース)のように、記録だけでなく教育やマニュアルと連携した運用が具体的に想像できるかも確認ポイントです。

デモ・トライアルは「使えるかどうか」を見極める最終確認の場です。ここで納得したうえで次の導入準備へ進むことが、介護ソフト導入の失敗を防ぐ大きなポイントとなります。

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STEP5:費用対効果・補助金を検討する

介護ソフト導入では、費用の安さだけで判断せず、費用対効果を総合的に考えることが重要です。導入後にどのような効果が得られるのかを具体的に整理しましょう。

  • 初期費用・月額費用を把握する
    導入時の初期費用だけでなく、想定外の追加コストが発生しないか事前に把握しておくことが大切です。
  • 業務効率化による効果を数値で考える
    記録時間の短縮や残業削減など、導入によってどれくらい業務負担が減るのかを可能な範囲で数値化することで、導入判断がしやすくなります。
  • 人材定着・教育面の効果も考慮する
    教育や情報共有がスムーズになることで、新人の早期戦力化や離職防止につながるケースもあります。
  • 補助金・助成金の活用可否を確認する
    IT導入補助金など、介護ソフト導入に活用できる制度がある場合もあります。
  • 短期的なコストだけで判断しない
    継続して活用できるか、将来的な運用を見据えた判断が重要です。

費用対効果を整理しておくことで、導入後の納得感が高まり、介護ソフトを「コスト」ではなく「投資」として捉えることができます。

STEP6:導入前の準備とスタッフ研修

導入前の準備と研修設計が、定着の鍵となります。

  • 運用ルールを事前に決める
    誰が・いつ・どこまで入力するのかなど、記録や共有のルールを明確にします。
    曖昧さは入力漏れやばらつきの原因になります。
  • 既存業務との整理・切り替えを行う
    紙記録や旧システムとの併用期間をどうするかを決めておくことで、現場の混乱を防げます。
    切り替え時期は段階的に進めるのが理想です。
  • 全スタッフ向けの初期研修を実施する
    一部の担当者だけでなく、実際に使う全スタッフに基本操作を共有します。
  • 継続的に学べる仕組みを用意する
    初回研修だけでは操作やルールは定着しません。
    マニュアルや動画でいつでも確認できる環境を整えることで、習熟度の差を埋めることができます。
  • 質問・相談しやすい体制を作る
    導入直後は疑問や不安が出やすい時期です。質問窓口を明確にし、困りごとを放置しないことが大切です。

STEP7:運用開始後のフォローと改善

運用開始後のフォローと改善が、定着と効果を左右します。

  • 運用状況を定期的に確認する
    記録が正しく入力されているか、ルールが守られているかを定期的にチェックします。小さなつまずきを早期に把握することが重要です。
  • 現場の声を継続的に拾う
    使いにくい点や改善してほしい点は、運用を続ける中で見えてきます。定期的なヒアリングや簡単なアンケートを通じて、現場の意見を反映させましょう。
  • 運用ルールを柔軟に見直す
    導入時に決めたルールが、実際の業務に合わない場合もあります。現場負担が増えていないかを確認し、必要に応じて見直します。
  • 新しいスタッフへのフォローを行う
    人の入れ替わりが多い介護現場では、継続的な教育が欠かせません。マニュアルや研修コンテンツを活用し、誰でも同じ水準で使える状態を維持します。
  • 効果を振り返り、次の改善につなげる
    記録時間の短縮や残業削減など、導入効果を振り返ることで、さらなる改善ポイントが見えてきます。

運用後のフォローを継続することで、介護ソフトは単なるシステムではなく、現場を支える基盤として定着していきます。

よくある失敗事例と対策

介護ソフト導入では、同じような失敗が繰り返されがちです。ここでは代表的な失敗事例と、その具体的な対策を整理します。

失敗事例①:管理者主導で導入し、現場が使いこなせない
対策:導入前の課題整理やデモ段階から現場スタッフを巻き込み、「自分たちのためのツール」という意識を持ってもらうことが重要です。
失敗事例②:機能が多すぎて操作が複雑になる
対策:「本当に使う機能」に絞って運用することがポイントです。不要な機能は使わない、設定を簡素化するなどの工夫が必要です。
失敗事例③:研修が初回のみで終わっている
対策:マニュアルや動画を活用し、いつでも確認できる環境を整えましょう。carebase(ケアベース)のように教育と連携できる仕組みは、継続的な定着に効果的です。
失敗事例④:運用ルールが曖昧なままスタートする
対策:誰が・いつ・どこまで入力するのかを明確にし、必要に応じて定期的に見直します。

失敗しないためのチェックリスト

介護ソフト導入をスムーズに進めるために、各段階で確認しておきたいポイントをチェックリストとして整理します。導入前の最終確認として活用してください。

  • 導入目的・課題が明確になっているか
  • 現場スタッフの意見を反映しているか
  • 必要な機能に絞れているか
  • デモ・トライアルで実務検証を行ったか
  • 費用対効果を把握できているか
  • 研修・マニュアルなどの教育体制が整っているか
  • 運用開始後のフォロー体制が決まっているか

介護ソフト導入を成功させるために

介護ソフト導入を成功させるために重要なのはソフトそのものの性能ではなく、導入目的の整理から運用定着までを見据えたプロセス設計です。
課題を明確にし、必要な機能を見極め、段階的に導入を進めることで、現場に無理なく定着させることができます。

また、導入時だけでなく、運用開始後のフォローや継続的な改善、教育体制の整備も欠かせません。記録業務の効率化に加え、情報共有や人材育成まで視野に入れることで、介護ソフトは現場を支える重要な基盤となります。

carebase(ケアベース)のように、業務と教育を一体で考えられる介護ソフトを選ぶことで、短期的な効率化だけでなく、長期的な業務改善や人材定着にもつながります。
施設に合ったソフトを見極め、計画的に導入を進めていきましょう。

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