carebase(ケアベース)コラム
2026.2.25 ソフト・サービス紹介
【2026年版】介護ソフト乗り換えガイド|失敗しないシステム移行の手順とデータ引継ぎのポイント
はじめに|その介護ソフト、本当に今の現場に合っていますか?
「動作が遅くて記録に時間がかかる」
「法改正のたびにアップデート対応が不安になる」
「サポートに問い合わせても解決まで時間がかかる」
こうした悩みを抱えながら、今の介護ソフトを使い続けている施設は少なくありません。
本記事では、介護ソフト乗り換えの全手順を体系的に解説します。
特に、クラウド型で移行サポート体制が整っている「carebase(ケアベース)」のようなサービスを検討中の施設にも役立つ内容になっています。
「不満を我慢し続ける」のではなく、「より良い仕組みに最適化する」ための一歩として。
本ガイドが、貴施設にとって失敗しないシステム移行の道しるべになれば幸いです。
介護ソフト乗り換えを検討すべきタイミングとは?
介護ソフトの乗り換えは、決して小さな決断ではありません。
しかし「不便さ」に慣れてしまい、最適なタイミングを逃している施設も多いのが実情です。
ここでは、介護ソフト乗り換えを検討すべき具体的なサインと、判断基準を整理します。
こんな症状があれば見直しのサイン
以下のような状況が続いている場合、今の介護ソフトは現場に合っていない可能性があります。
記録業務に時間がかかりすぎている
- 入力画面が複雑
- 同じ内容を複数箇所に入力している
- タブレット未対応で事務所に戻らないと入力できない
→ 記録時間の増加は、職員の残業増加や離職リスクにも直結します。
動作が遅い・システムが不安定
- 月末請求時にフリーズする
- サーバー障害が頻発する
- 同時アクセスで重くなる
→ クラウド型への移行で改善するケースも多くあります。
法改正やLIFE対応が不安
- アップデートが遅い
- 制度変更時のサポートが弱い
- 加算算定に不安がある
制度改正のたびに不安になるようであれば、乗り換え検討のタイミングです。
サポート体制に不満がある
- 電話がつながらない
- 対応が遅い
- 現場目線のアドバイスがない
介護ソフトは「導入後のサポート」こそ重要です。
乗り換えで得られる主なメリット
介護ソフトの乗り換えは、単なる不満解消ではありません。
経営改善につながる“投資”になる可能性があります。
記録時間の削減
直感的なUIや音声入力機能により、1日あたりの記録時間を短縮。
情報共有のリアルタイム化
タブレット入力で、申し送りの質が向上。
若手職員の定着率向上
操作がシンプルなシステムは、教育負担を軽減。
長期コストの最適化
月額費用だけでなく、
- 残業代削減
- 請求ミス防止
- ペーパーレス化
まで含めて考えると、5年単位で大きな差が出ます。
例えば、クラウド型介護ソフトであるcarebase(ケアベース)のように、現場入力とデータ一元管理を強みとするサービスは、業務効率化を軸に乗り換えを検討する施設が増えています。
乗り換えを急ぐべきケース/慎重に進めるべきケース
【早めに動くべきケース】
- 次回の法改正前
- サーバー更新時期が迫っている
- 大規模な職員採用を予定している
- 事業拡大や多拠点化を計画している
システム更新の節目は、乗り換えの好機です。
【慎重に進めるべきケース】
- 請求月直前
- 人員不足が深刻な時期
- 施設の運営体制が不安定な時期
この場合は、並行稼働期間を長めに取るなどの対策が必要です。
介護ソフト乗り換えの全手順【7ステップ完全解説】
介護ソフトの乗り換えは、「なんとなく良さそう」で進めると失敗します。
成功の鍵は、事前準備と段階的な移行計画です。
ここでは、介護ソフト乗り換えを成功させるための7ステップを、実務レベルで具体的に解説します。
STEP1|現状課題の洗い出し(ヒアリングと可視化)
まず行うべきは、「なぜ乗り換えるのか」の明確化です。
実施内容
- 管理者・現場職員へのヒアリング
- 記録時間の計測
- 月末請求業務の所要時間把握
- 不満点のリスト化
ポイントは、「感覚」ではなく数値で把握すること。
例:
- 記録1人あたり1日30分 → 年間何時間?
- 月末請求に毎月3日かかる → 人件費はいくら?
ここを曖昧にすると、乗り換え後の効果測定ができません。
STEP2|要件定義と優先順位決定
次に、「新しい介護ソフトに何を求めるか」を整理します。
必須機能の例
- 介護記録(スマホ・タブレット対応)
- 介護保険請求機能
- LIFE対応
- 帳票出力
あれば便利な機能
- 音声入力
- シフト管理
- 経営分析ダッシュボード
「全部入り」を求めるとコストが膨らみます。
優先順位を明確にすることが、失敗しない乗り換えの第一歩です。
STEP3|介護ソフトの比較・選定
ここでは、以下の観点で比較します。
- 操作性(デモ体験必須)
- サポート体制
- データ移行支援の有無
- セキュリティ体制
- 拡張性(将来の事業拡大対応)
特に近年は、クラウド型介護ソフトへの乗り換えが主流です。
例えばcarebase(ケアベース)のように、現場入力と一元管理を強みとするクラウド型は、サーバー管理不要・自動アップデート対応というメリットがあります。
重要なのは、「価格」ではなく5年後の運用イメージで判断することです。
STEP4|移行スケジュールの策定
選定が終わったら、具体的なスケジュールを組みます。
基本の考え方
- 繁忙期を避ける
- 請求月をまたがない
- 並行稼働期間を1〜2か月確保
目安として、検討開始から本稼働まで3〜6か月が理想です。
STEP5|データ移行準備
乗り換え最大の山場が「データ移行」です。
確認事項
- 現行システムからCSV出力可能か
- 利用者情報・記録・請求データの範囲
- バックアップ取得
移行方法は主に3つ
- 手動移行
- CSV一括移行
- ベンダー代行
移行前に必ずテストデータで検証を行いましょう。
STEP6|テスト運用(並行稼働)
いきなり完全切替は危険です。
並行稼働の目的
- 操作ミスの洗い出し
- データ整合性チェック
- 職員の慣れ
おすすめは、
- 管理者チーム先行導入
- その後、部署単位で拡大
段階的導入が混乱を防ぎます。
STEP7|本稼働・フォローアップ
本稼働後も、すぐに終わりではありません。
実施すべきこと
- 操作質問の集約
- 月末請求チェック
- 運用ルール再確認
- ベンダーとの定例確認
乗り換え成功の定義は、「導入」ではなく現場に定着することです。
スタッフへの研修計画と現場定着のコツ
介護ソフトの乗り換えが成功するかどうかは、「システムの良し悪し」以上に、スタッフが使いこなせるかどうかにかかっています。
どれだけ高機能な介護ソフトでも、現場で使われなければ意味がありません。
ここでは、介護ソフト乗り換え後にスムーズに定着させるための研修計画と実践ポイントを解説します。
効果的な研修スケジュール例
介護ソフトの乗り換えでは、段階的な研修が効果的です。
-
管理者・リーダー先行研修
- 操作全体の理解
- 運用ルール決定
- 問い合わせ窓口の一本化
- まずは中核メンバーを育成します。
- 現場向けハンズオン研修
- フォローアップ研修
定着させるための3つのポイント
① 小さな成功体験をつくる
「記録時間が短縮できた」
「申し送りがスムーズになった」
こうした成果を共有することで、前向きな空気が生まれます。
② 現場ITリーダーを設置する
ベンダーへの問い合わせを一本化することで、混乱を防ぎます。
例えば、carebase(ケアベース)のようにサポート体制が整っている介護ソフトでも、施設内に“相談できる人”がいると定着率が大きく変わります。
③ 運用ルールを明文化する
- 記録はその場入力か、まとめ入力か
- 申し送り方法はどうするか
- 修正ルールはどうするか
ルールが曖昧だと、システムではなく「運用」で混乱が起きます。
介護ソフト乗り換えのコスト試算と補助金活用法
介護ソフトの乗り換えを検討する際、多くの施設が気にするのが「費用」です。
しかし重要なのは、初期費用の安さではなく、中長期的な総コスト(TCO)で判断することです。
ここでは、介護ソフト乗り換えにかかる具体的な費用内訳と、活用できる補助金制度について解説します。
介護ソフト乗り換えにかかる費用内訳
介護ソフトの乗り換え費用は、主に以下の4つに分かれます。
① 初期費用
- アカウント設定費
- 環境構築費
- 初期導入サポート費
目安:数万円〜数十万円
② 月額利用料
- 利用者数課金型
- 事業所単位課金型
- 機能追加オプション費
一見安く見えても、オプション追加で膨らむケースがあるため注意が必要です。
③ データ移行費
- CSV変換費用
- ベンダー代行費用
- データ整形作業費
移行支援が充実しているサービスを選ぶと、現場負担を軽減できます。
④ 研修・運用コスト
- 職員研修時間(人件費)
- 並行稼働期間の作業増加
- マニュアル作成費
見落としがちですが、ここも重要なコスト要素です。
活用できる補助金・助成金制度
介護ソフト乗り換え時に活用できる代表的な制度は以下です。
IT導入補助金
- ICTツール導入費用の一部を補助
- 補助率:1/2〜2/3程度(年度により変動)
- 事前申請が必要
介護分野ICT導入支援事業(自治体事業)
- タブレット端末購入費
- 介護ソフト導入費
- ネットワーク整備費
都道府県単位で実施されるため、最新情報の確認が必要です。
自治体独自補助
地域によっては、ICT化支援制度を設けている場合もあります。
移行期間中の業務を止めないための実践ノウハウ
介護ソフトの乗り換えで最も避けたいのは、業務停止や請求トラブルです。
特に月末請求や加算算定に影響が出ると、経営にも直結します。
ここでは、移行期間中に業務を止めないための具体的な運用ノウハウとリスク回避策を解説します。
繁忙期を避けたスケジューリング
まず大前提として、以下の時期は避けましょう。
- 月末〜月初(請求業務期間)
- 大型行事シーズン
- 人員不足が深刻な時期
理想は、比較的落ち着いた月の中旬スタートです。
移行は“余裕のある時期に行う”のが鉄則です。
並行稼働期間を必ず設ける
いきなり完全切替を行うのは危険です。
推奨スケジュール例
1か月目
旧システム+新システム並行入力
2か月目
新システム中心+旧システム確認用
この期間に行うべきこと
- 記録データの整合性チェック
- 請求テスト
- 加算算定の確認
並行期間を確保することで、大きなトラブルはほぼ防げます。
請求業務は必ずテスト実施
特に重要なのが「請求データの検証」です。
- 利用者区分
- 加算算定条件
- 日数計算
- 自己負担額計算
これらが正しく反映されているか、本番前に必ずテスト請求を行うこと。
クラウド型介護ソフトの場合、サポート体制が整っていることが多く、例えばcarebase(ケアベース)のように、移行時の請求確認サポートを受けられるケースもあります。
バックアップ体制を整える
万が一に備えて、以下を徹底します。
- 現行システムのフルバックアップ取得
- CSVデータ保存
- 紙出力データの一時保管
- 緊急連絡フローの明確化
「戻せる状態」を作っておくことが、心理的安心にもつながります。
介護ソフト乗り換え失敗を防ぐ最終チェックリスト
ここまで、介護ソフト乗り換えの手順・データ移行・研修・コスト・運用対策まで解説してきました。
最後に、本番切替前に必ず確認すべき最終チェックリストを整理します。
乗り換えの失敗は、ほとんどが「確認漏れ」から起こります。
一つひとつ丁寧に確認していきましょう。
事前準備チェック
- 乗り換え目的が明確になっている
- 現状課題を数値化できている
- 必須機能・優先順位を整理済み
- 比較検討の記録を残している
- 契約条件(費用・解約条件)を確認済み
「なんとなく良さそう」で決めていないか、再確認しましょう。
データ移行チェック
- 現行システムのフルバックアップ取得済み
- 移行対象データ範囲を確定済み
- 項目対応表を作成済み
- テスト取り込みを実施済み
- 文字化け・欠損の確認完了
- 請求テスト実施済み
特に請求関連データは、必ず複数人でダブルチェックを行います。
スタッフ体制チェック
- 管理者・リーダー研修完了
- 現場研修実施済み
- 操作マニュアル配布済み
- 問い合わせ窓口を一本化
- 並行稼働期間を確保
導入後の混乱は、事前準備でほぼ防げます。
運用・サポート体制チェック
- サポート窓口の連絡方法を把握
- 緊急時対応フローを整備
- 定例フォロー予定を確認
- 契約更新条件を確認
carebase(ケアベース)のように導入後フォロー体制が明確なサービスであれば、初期トラブル時の安心感が大きく異なります。
介護ソフト乗り換えは「準備」と「パートナー選び」で決まる
介護ソフトの乗り換えを成功させるポイントは、目的の明確化・段階的な移行・現場への丁寧な共有です。
十分な比較検討とテスト運用を行えば、乗り換えはリスクではなく、業務改善の大きなチャンスになります。
特に、
- 直感的に使える操作性
- 手厚い導入支援
- 制度改正への継続対応
- 安心できるサポート体制
を備えたサービスを選ぶことが重要です。
例えば、carebase(ケアベース) は、現場負担の軽減と導入フォローを重視しており、初めての乗り換えでも安心して進められる体制が整っています。
まずは資料請求やデモ体験から、自事業所に合うかを確認してみましょう。
準備を整え、信頼できるパートナーを選ぶことが、乗り換え成功への最短ルートです。
関連記事
介護ソフトの導入や見直しをご検討中の方は、まずは情報収集から始めてみませんか。
carebase(ケアベース)では、現場に定着する介護記録システムとして、多くの事業所でご活用いただいています。
費用や機能、導入事例について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
carebase(ケアベース)の無料体験、
資料請求、お問い合わせはこちら