carebase(ケアベース)コラム

2026.5.22

【2026年版】介護記録ソフト比較|記録・申し送り・教育連携まで見て選ぶポイント

はじめに

介護現場では現在、「記録業務に時間がかかる」「申し送り漏れが起きる」「新人教育が属人化している」といった課題が深刻化しています。特に紙運用や口頭中心の情報共有では、記録ミスや確認漏れが発生しやすく、現場負担の増加につながります。

こうした背景から、多くの介護施設で介護記録ソフトの導入が進んでいます。しかし実際には、「種類が多くて違いがわからない」「どの施設にどのソフトが合うのかわからない」という声も少なくありません。

最近の介護記録ソフトは、単なる記録入力ツールではなく、現場全体の情報共有を支える役割を担うようになっています。申し送りや多職種連携、動画マニュアルによる教育、外国人スタッフ支援など、施設運営を幅広く支える機能が求められるようになりました。

この記事では、主要な介護記録ソフトを比較しながら、施設タイプ別の選び方や導入時のポイントをわかりやすく解説します。

介護記録ソフトが必要とされる背景とは

紙運用では情報共有に限界がある

紙の介護記録では、職員間の情報共有に時間がかかりやすくなります。たとえば、夜勤スタッフが必要な情報を探すために大量の記録を確認したり、申し送り内容が口頭だけで共有されてしまったりすると、伝達漏れや確認ミスにつながる可能性があります。

また、転記作業が発生することで記録ミスが起こりやすくなり、結果として現場全体の業務負担が増加してしまいます。

特に職員数が多い施設では、「誰が確認したのか」「どこまで共有されているのか」が曖昧になりやすく、ヒヤリハットや事故の原因になるケースもあります。

求められているのは“記録効率化”だけではない

近年の介護現場では、単純に記録入力を効率化するだけでは不十分になっています。
現在は、

  • 多職種間でのリアルタイム共有
  • 外国人スタッフへの教育
  • 研修資料の共有
  • 拠点間の運用統一

など、施設全体の運営を支える情報基盤としてシステムを活用する流れが強まっています。

そのため、介護記録ソフトを比較する際も、「記録できるか」だけではなく、「どこまで現場全体を支援できるか」という視点が重要になっています。

介護記録ソフト比較で見るべき6つのポイント

① 記録入力のしやすさ

介護記録ソフトでは、現場職員が負担なく入力できるかが非常に重要です。

入力操作が複雑だと、記録に時間がかかるだけでなく、現場定着もしづらくなります。特に介護現場では、ITに慣れていない職員が利用するケースも多いため、直感的に使える画面設計かどうかは必ず確認したいポイントです。

最近では、スマホやタブレットから簡単に入力できるシステムも増えています。テンプレート入力や音声入力に対応しているソフトであれば、記録時間の短縮にもつながります。

② 申し送り・情報共有機能

介護現場では、「記録すること」以上に「必要な情報を適切に共有できること」が重要です。
たとえば、夜勤帯への引き継ぎが十分に行われていなかったり、ヒヤリハット情報が共有されていなかったりすると、事故リスクの増加につながります。
そのため、比較時には以下のような機能を確認しておくと安心です。

  • リアルタイム共有
  • 掲示板機能
  • チャット機能
  • ヒヤリハット共有
  • 申し送り一覧表示

特に複数職種が関わる施設では、情報共有機能の使いやすさが業務効率に大きく影響します。

③ 教育・マニュアル共有との連携

近年は、人材不足や外国人スタッフの増加により、教育体制の整備が重要になっています。

そのため、動画マニュアルや研修共有機能を備えたシステムへの注目が高まっています。文章だけでは伝わりにくい介助方法も、動画を活用することで理解しやすくなります。

また、教育履歴を管理できるシステムであれば、「誰がどの研修を受けたか」を把握しやすくなるため、管理者側の負担軽減にもつながります。

④ 他システムとの連携性

介護記録ソフトは、単独で利用するだけではなく、他システムと連携して使われるケースが増えています。
たとえば、

  • 介護請求ソフト
  • 見守り機器
  • ナースコール
  • バイタル機器

などと連携できると、入力作業の重複を減らしやすくなります。
特に大規模施設では、システム連携の有無が業務効率に大きく影響するため、事前確認が重要です。

⑤ サポート体制

介護記録ソフトは、導入して終わりではありません。実際には、「導入後に現場へ定着するか」が重要になります。
そのため、

  • 初期設定支援
  • 操作研修
  • 問い合わせ対応
  • 導入後フォロー

など、サポート体制も比較しておく必要があります。
特に初めてICT化を進める施設では、サポートの充実度が導入成功に直結するケースも少なくありません。

⑥ 現場定着しやすいか

高機能なシステムでも、現場で使われなければ意味がありません。
そのため、「機能が多いか」よりも、「現場で無理なく運用できるか」を重視することが大切です。実際にデモ画面を確認したり、現場職員の意見を聞いたりしながら比較することで、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

主要な介護記録ソフトを比較

介護記録ソフトは、「どれが一番良いか」ではなく、「どの施設に合うか」が重要です。
そのため、自施設の課題を整理したうえで比較することが、導入成功のポイントになります。

ソフト名 特徴 向いている施設
carebase (ケアベース) 情報共有・教育連携に強い 多職種連携を重視する施設
CAREKARTE 大規模連携機能が豊富 特別養護老人ホーム・介護老人保健施設
ほのぼのNEXT 導入実績が豊富 幅広い介護サービス
カイポケ 導入しやすい 小規模事業所
ケア樹 シンプル操作 中小規模施設
ワイズマン 請求・帳票連携が強い 法人規模が大きい施設

carebase(ケアベース)

carebase(ケアベース)は、記録だけでなく、申し送り・掲示板・動画共有・教育まで含めた情報共有に強みがあるシステムです。

単純な記録入力ツールとしてではなく、現場コミュニケーションを円滑にする目的で活用しやすい点が特徴です。たとえば、動画マニュアルを活用した新人教育や、外国人スタッフ向けの視覚共有などにも活用できます。翻訳機能を活用すれば、言葉の壁を越えたスムーズな情報伝達が可能です。

また、スマホ対応もしやすく、シンプルな操作性を重視しているため、現場へ定着しやすい点も特徴のひとつです。
▶carebase(ケアベース)公式サイト

CAREKARTE(ケアカルテ)

CAREKARTE(ケアカルテ)は、大規模施設向け機能が充実している代表的なシステムです。

介護記録だけでなく、介護請求や看護記録、ケアプラン管理など幅広い業務を一元化しやすく、特養や老健などで導入されるケースが多くあります。

また、見守り機器などとの連携にも対応しており、法人全体でシステムを統一したい施設にも向いています。
▶CAREKARTE(ケアカルテ)公式サイト

ほのぼのNEXT

ほのぼのNEXTは、導入実績が多く、幅広い介護サービスに対応している定番システムです。

居宅介護支援やデイサービス、訪問介護など、多様なサービス形態に対応できる柔軟性があります。そのため、「まずは実績重視で安心して導入したい」という施設に選ばれやすい傾向があります。

また、長年運用されているサービスのため、安定性を重視する施設にも向いています。
▶ほのぼのNEXT公式サイト

カイポケ

カイポケは、小規模事業所向けとして人気の高いサービスです。

比較的導入しやすい価格帯でありながら、記録や請求、経営支援まで幅広く対応している点が特徴です。

特にデイサービスや訪問介護など、小規模運営との相性が良く、「まずはICT化を進めたい」という施設でも導入しやすいサービスといえるでしょう。
▶カイポケ公式サイト

ケア樹

ケア樹は、クラウド型でシンプルな操作性を重視した介護記録ソフトです。

ITに慣れていない職員でも使いやすい設計になっており、現場定着しやすい点が特徴です。必要な機能をシンプルにまとめているため、中小規模施設で導入しやすい傾向があります。

また、クラウド型のため、場所を選ばず利用しやすい点もメリットです。
▶ケア樹サイト

ワイズマン

ワイズマンは、老健・特養など大型施設で導入実績の多いシステムです。

請求や帳票管理との連携に強みがあり、法人全体で統一運用したい施設に向いています。

一方で、多機能な分、導入時には運用設計が重要になります。事前に現場フローを整理しながら導入を進めることで、より効果的に活用しやすくなります。
▶ワイズマン公式サイト

施設タイプ別|おすすめの選び方

特養・老健の場合

特養や老健では、多職種連携や長期記録管理が重要になります。

そのため、CAREKARTEやワイズマンのような大規模運用向けシステムは相性が良い傾向があります。また、申し送りや情報共有を強化したい場合は、carebaseのようなコミュニケーション機能を重視したシステムも選択肢になります。

デイサービスの場合

デイサービスでは、短時間で記録入力できることが重要です。

現場では記録に時間をかけにくいため、操作性の良さやシンプルさが求められます。そのため、カイポケやケア樹など、比較的導入しやすいシステムは相性が良いでしょう。

外国人スタッフが多い施設の場合

外国人スタッフが多い施設では、教育共有や視覚的なマニュアル整備、そして多言語に対応した翻訳機能が重要になります。

動画共有や掲示板機能、さらには翻訳機能を活用できるシステムであれば、言葉だけでは伝わりにくい業務内容も共有しやすくなります。特にcarebaseのような教育共有機能を活用できるサービスは、教育効率化につながりやすいでしょう。

補助金の審査で見られるポイントの画像

導入前に確認したい失敗しないポイント

機能だけで選ばない

介護記録ソフトを比較する際、つい「機能の多さ」に注目しがちです。しかし、現場で使われなければ意味がありません。

そのため、実際に利用する職員のITリテラシーや運用フローに合っているかを確認することが重要です。

実際の現場運用を確認する

比較資料だけではわからない部分も多くあります。
導入前には、

  • デモ確認
  • 現場ヒアリング
  • トライアル運用

などを行い、「現場で本当に使いやすいか」を確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。

地域密着型の介護相談サービスを活用する動きも広がっている

介護業界では、ICT化や業務効率化だけでなく、地域に根ざした相談サービスを活用する動きも広がっています。
特に老人ホーム探しや介護施設選びでは、インターネット上の情報だけではわからない部分も多く、「地域事情に詳しい相談先へ直接相談したい」というニーズも増えています。

たとえば静岡県の地域密着型サービスでは、地域事情に合わせた相談ができる環境が整っています。

■静岡老人ホーム紹介タウンYAYA
利用者目線で最適な施設を提案する静岡老人ホーム紹介タウンYAYA

施設選びでは、システム導入や業務効率化だけでなく、地域とのつながりや相談体制も重要な要素のひとつといえるでしょう。

まとめ:介護記録ソフトは“現場全体の運用”を見据えて比較することが重要

介護記録ソフトは、単純な入力機能だけで比較すると失敗しやすくなります。

現在は、申し送りや多職種共有、教育、外国人スタッフ対応など、現場全体の情報共有を支える役割が求められています。

そのため、導入時には「どれだけ高機能か」だけでなく、「現場で定着しやすいか」「自施設の課題を解決できるか」という視点で比較することが重要です。

施設規模や運用体制によって最適なシステムは異なるため、現場フローを整理しながら比較を進めていきましょう。

記録・申し送り・教育の情報共有を見直すならcarebase(ケアベース)へ

介護記録ソフトを比較する際は、記録できるかだけでなく、現場全体の情報共有をどこまで支援できるかが重要です。
現在の介護現場では、申し送りや多職種連携、新人教育、外国人スタッフ支援など、情報共有の範囲が広がっています。
その点、carebase(ケアベース)は、

  • 記録
  • 申し送り
  • 動画マニュアル
  • 教育共有

を一元化しやすく、現場全体の情報共有を効率化しやすい特徴があります。
carebase(ケアベース)は、記録・申し送り・掲示板・動画マニュアル共有などを一元化し、現場の情報共有を効率化できる介護記録ソフトです。
「自施設に合う運用ができるか知りたい」「実際の画面を見てみたい」という場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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介護ソフトの導入や見直しをご検討中の方は、まずは情報収集から始めてみませんか。
carebase(ケアベース)では、現場に定着する介護記録システムとして、多くの事業所でご活用いただいています。
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