carebase(ケアベース)コラム
2025.9.23 介護ICT導入・業務効率化
介護DX・ICTの最新動向と実践事例 | 人材不足時代を支えるソフト活用法
なぜ介護DXが急務なのか
介護現場の最大の課題は、人材不足と業務過多です。
記録・申し送りに時間を取られ、利用者と向き合う時間が削られる。新人教育に時間を割けず、離職率が上がる。こうした悪循環が全国の介護施設で広がっています。
そこで注目されているのが、介護DX/介護ICTによる業務効率化です。
単なるペーパーレス化ではなく、人材を定着させ、ケアの質を守る仕組みが必要とされています。
介護ICTの最新動向:現場で何が変わりつつあるのか
記録業務のデジタル化が標準に
・タブレットやスマホで入力
・クラウド連携により夜勤・日勤の情報格差を解消
・AIによる入力補助の実証実験も進行中
教育のICT化
・動画マニュアルによるOJTの効率化
・外国人職員への多言語対応
・定着率向上に直結する「学びやすい環境」づくり
データ活用の拡大
・LIFE(科学的介護)提出の効率化
・データに基づいたケアプラン改善
・経営分析への応用
導入の壁と解決策:補助金・助成金の役割
ICT導入でよくある壁
「費用が高い」
「職員が使いこなせるか不安」
「導入しても結局活用できないのでは」
補助金・助成金の活用
・介護ICT導入補助金(国):導入費用の1/2〜3/4をカバー
・自治体独自の助成制度:タブレット・PCも対象に
・人材育成補助金:職員教育や研修費にも活用可能
導入初期のハードルは、補助金を利用することで大幅に下げられます。
実践事例:介護DXで現場がどう変わったか
特養施設のケース
課題:記録漏れ・情報伝達ミスが多発
解決:クラウド型アプリ導入でミスが80%減少
小規模施設のケース
課題:新人教育に毎回数十時間かかり、離職率も高い
解決:動画マニュアル活用で教育時間50%削減・離職率低下
carebaseが担う役割:単なる記録アプリではない
carebaseの特長
・介護記録アプリとして直感的に使える入力設計
・動画マニュアルで教育を効率化
・クラウド型情報共有で申し送りをスムーズに
他社との違い
多くのソフトが「記録」だけにフォーカスする中、carebaseは「記録+教育」を同時に解決。
人材不足の時代に、職員が働きやすく定着しやすい環境づくりまで支援します。
介護DXの未来とcarebaseの進化
・AI記録チェックによる誤記防止
・IoTセンサー連携でバイタルを自動反映
・人材育成データの可視化による教育の最適化
carebaseはこうした未来に対応し、介護DXの中核を担うソリューションとして進化を続けています
まとめ:介護DXは“人材定着と質の向上”のために
介護DX/ICTは、単に記録を楽にするためではありません。
人材不足を補い、職員を支え、ケアの質を守るための仕組みです。
その中でcarebaseは、記録ミス削減・教育効率化・情報共有の強化をワンストップで実現できるソフトとして最適解です。
補助金・助成金を活用すれば、導入コストの壁も乗り越えられます。