2026.8.21

介護のIT化はなぜ進まない?5つの理由と現場での突破手順

介護のIT化が進まない理由は、費用対効果・職員のスキル差・人手不足・紙との二重運用・情報漏えいへの不安の5つに集約されます。介護記録ソフトの日常利用は72.2%に達する一方、職員間の情報共有機能は41.1%にとどまります(介護労働安定センター、2026年8月時点)。5つの壁と、現場で止まらずに進める手順を整理します。

介護のIT化は本当に進んでいないのか

書く・渡す・減らすの3工程で利用率を比較。止まっているのは記録の次の共有工程(出所: 介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」に基づき編集部作成)

介護のIT化で止まっているのは記録の電子化ではなく、その先にある共有と省力化の工程です。利用者情報の入力・保存・転記の機能は72.2%の事業所が日常的に使っている一方、職員間の報告・連絡・相談に使うグループウェアは41.1%にとどまります(介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」結果の概要、2026年8月時点)。

記録の入力は7割超まで広がっている

令和7年度の介護労働実態調査は、全国8,955事業所の有効回答をまとめた調査です(介護労働安定センター、2026年8月時点)。同調査の結果の概要によれば、パソコンで使う介護ソフトのうち「利用者情報(ケア記録・ケアプラン等)の入力・保存・転記の機能」を日常的に利用している事業所は72.2%にのぼります。訪問系ではタブレット端末やスマートフォンでの記録入力が60.4%、施設系(入所型)ではベッドセンサーが66.7%と、サービスの形態に合わせた機器も広がりました。

データ上は、記録を紙からデジタルに移す段階そのものは、すでに例外的な取り組みではありません。「まだ何も始めていない施設が大半」という前提で計画を立てると、実態とずれた投資判断になります。自施設の現在地は「始めているかどうか」ではなく、「どの機能まで日常的に使えているか」で確認するほうが正確です。

止まっているのは「記録のあと」の工程

同じ調査を機能ごとに見ると、記録より先の工程で数字が大きく落ちます。

機能 日常的に利用している事業所の割合
利用者情報(ケア記録・ケアプラン等)の入力・保存・転記 72.2%
シフト管理・勤怠管理・給与計算・配車管理等 47.4%
職員間での報告・連絡・相談を行うグループウェア 41.1%
他の職員との業務連絡(タブレット・スマートフォン) 38.6%
入力した音声を文章に変える機能(タブレット・スマートフォン) 16.0%
入力した音声を文章に変える機能(パソコンの介護ソフト) 13.2%

データ出典: 介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」結果の概要(2026年8月時点)

比較軸で見ると、入力の72.2%に対して共有は41.1%、音声入力は13.2〜16.0%と、記録を「書く」段階から「渡す・減らす」段階に進むほど利用率が下がります。書いた記録が職員間で自動的に共有されなければ、口頭の申し送りやノートへの転記が残り、電子化しても手間の総量は減りません。IT化の全体像から確認したい場合は、介護ICTとは?導入メリット・進め方まで解説もあわせて参照できます。自施設で止まっている場所は「IT化そのもの」ではなく、記録の次にある共有と省力化の工程です。

介護のIT化が進まない5つの理由

5つの壁ごとに、導入前に決めておく1手を対応させた整理図(出所: 導入前に決めておく1手の整理に基づき編集部作成。人手不足65.8%は介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」)

介護のIT化が止まる原因は、お金・人・時間・運用・不安の5つに分けられます。どれが主な原因かは施設によって異なり、費用の問題だと考えていた施設が、実際には推進役の不在で止まっていることもあります。5つを順に確認し、自施設に当てはまるものを絞り込んでください。

No 進まない理由 現場での見え方
1 費用対効果が事前に見えない 稟議が通らず、検討が翌年度へ持ち越される
2 職員のITスキル差と機器への抵抗感 一部の職員だけが使い、運用がそろわない
3 進める人と時間が確保できない 担当が決まらず、選定が止まったままになる
4 紙とデジタルの二重運用が残る 端末に入力したあと、同じ内容を書き写している
5 情報漏えいへの不安と運用ルールの不在 端末の持ち出し可否が決まらず、導入を保留している

理由1|費用対効果が事前に見えない

介護ソフトや見守り機器の費用は、初期費用と月額費用の両方が発生します。一方で、削減できる時間は導入して運用が定着するまで確定しません。判断材料がそろわない状態で稟議を通す必要があるため、決裁が先送りになりやすい構造です。

打ち手は逆方向にあります。この構造を崩すのは、効果の推定精度を上げることではなく、測る対象を1つに絞る判断です。「記録にかかる時間を全体で何割減らすか」ではなく、「夜勤帯の申し送り準備に何分かかっているか」まで対象を狭めれば、導入前後の比較が現場の記録だけで完結します。

理由2|職員のITスキル差と機器への抵抗感

同じ施設の中でも、スマートフォンを日常的に使う職員と、業務でパソコンにほとんど触れない職員が混在します。全員が同じ研修を受けても、到達度は同じになりません。操作に不安がある職員ほど、新しい仕組みが導入されると業務が増えると受け止めます。

抵抗感は性格の問題ではなく、業務量が一時的に増える局面が実際に存在することへの反応です。切り替え期間中は紙と端末の両方を扱うため、慣れるまでは負担が増えます。ここを「一時的に負担が増える期間」として明示し、その期間の人員配置を先に決めておくと、反発の理由そのものが減ります。

理由3|進める人と時間が確保できない

従業員が不足していると回答した事業所は65.8%で、前年度の65.2%から上昇しました(介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」結果の概要、2026年8月時点)。人員に余裕がない状態では、機器の選定・設定・研修といった通常業務以外の作業を担当する人を置けません。

この数字が示すのは、人手不足がIT化を止める原因であると同時に、IT化が前提としている条件でもあるという関係です。人員が増えてから着手する計画は、人員が増えない限り着手されません。いまの人員のまま回せる範囲、つまり職員1人が週に数時間だけ関われば進む範囲に作業を切り分ける必要があります。人手不足の背景は介護の人手不足の現状と原因で詳しく扱っています。

理由4|紙とデジタルの二重運用が残る

記録は端末に入力しているのに、申し送りは手書きのノート、家族への連絡は紙の連絡帳、ヒヤリハットの報告は所定の用紙、という状態は珍しくありません。入力の72.2%と共有の41.1%という差は、こうした部分的な電子化が広く残っていることと整合します。

二重運用が残ると、職員は「端末に入れたあと、もう一度書き写す」作業を抱えます。この状態では、電子化した分だけ作業が増えたという実感が現場に残り、次の投資への合意が得られません。どの記録を紙で残し、どれを完全に端末へ移すかを決めないまま導入すると、この状態に入りやすくなります。

理由5|情報漏えいへの不安と運用ルールの不在

利用者の心身の状態や家族構成は、扱いを誤ると重大な影響が出る情報です。端末の持ち出し可否、私物端末の利用可否、退職時のアカウント停止、写真の撮影範囲といった運用ルールが決まっていないと、管理者は導入の判断を保留します。

不安の中身は「クラウドが危険かどうか」ではなく、「誰がどこまで見られる状態を、どう管理するか」が決まっていない点にあります。閲覧範囲の設定とアカウント管理の手順を先に文書化すれば、判断の材料はそろいます。個別の判断に迷う場合は、所管の自治体窓口や顧問の専門職へ確認してください。

IT化が止まったままの施設に起きること

3区分のうち最も低い41.1%が職員間の連絡調整。すべて満たすと月100単位(出所: 厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)・介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」に基づき編集部作成)

IT化が止まったままで影響が出るのは、職員の確保・定着と、生産性向上推進体制加算の算定可否の2つです。加算は令和6年度介護報酬改定で新設され、(Ⅰ)が月100単位、(Ⅱ)が月10単位と設定されています(厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)、2026年8月時点)。どちらも採用市場と収入に直結する論点のため、先送りの影響が数字として表に出ます。

職員が働き先を選ぶときの判断材料になる

必要な介護職員数は、2022年度の約215万人に対して2026年度は約240万人と推計されています(厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」、2026年8月時点)。2040年度にはさらに約272万人が必要とされ、採用の競争は当面続く見通しです。応募者は労働条件だけでなく、記録や申し送りにどれだけ時間を取られるかという働き方の実態も比較します。

データ上は、人員を増やして業務量に対応する方法は、業界全体では成立しにくい状況です。残業の発生源が記録と申し送りに偏っている施設では、その工程を変えないまま採用だけを強化しても、入職後の定着で同じ課題に戻ります。採用の打ち手と業務の見直しは、切り離さずに並行して考えてください。

生産性向上推進体制加算が求めるテクノロジー3区分

生産性向上推進体制加算は、テクノロジーの導入と、その効果を確認する仕組みの両方を求めています。加算(Ⅱ)は3区分のうち1つ以上、加算(Ⅰ)は3区分すべての導入が要件です(厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)、2026年8月時点)。この3区分を全国の利用実態と並べると、自施設の未着手領域が把握しやすくなります。

加算が求めるテクノロジー区分 該当する代表的な機能 全国で日常的に利用している事業所の割合 自施設の点検欄
1. 見守り機器(離床を感知し職員に通報できる機器) ベッドセンサー(マット型・内蔵型) 施設系(入所型)66.7%/居住系41.4% 導入済み/一部導入/未導入
2. 職員間の連絡調整を速くするICT機器(インカム・チャットツール等) 職員間の報告・連絡・相談を行うグループウェア 41.1% 導入済み/一部導入/未導入
3. 介護記録作成の効率化に資するICT機器(介護記録ソフト等) 利用者情報の入力・保存・転記 72.2% 導入済み/一部導入/未導入

データ出典: 厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)および介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」結果の概要(いずれも2026年8月時点)を基に作成

3区分のうち何が欠けているかを点検する

3区分のうち、全国平均で最も低いのは職員間の連絡調整にあたる区分です。比較軸で見ると、多くの施設で足りていないのは記録ソフトではなく、記録を職員間で流す仕組みのほうだとわかります。理由4で挙げた二重運用が残る施設は、この区分が空欄のまま止まっている場合が多くあります。

加算では、利用者の安全とケアの質の確保、職員の負担軽減を検討する委員会を3か月に1回以上開くことも求められます。委員会の設置自体は基準省令上の義務で、3年間の経過措置が置かれました(厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)、2026年8月時点)。加算の要件表は制度の確認だけでなく、次に何を足すかを決める点検表としても使えます。

5つの壁を越えるための進め方

現場で止まらずに進めるには、対象業務を1つに絞り、記録の先までを見て機器を選び、話し合う場を先に作る順序が要になります。厚生労働省は「介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン」(令和6年度改訂版)を公開しており、業務の洗い出しから改善までの流れを示しています(厚生労働省、2026年8月時点)。

ステップ1|困っている業務を1つに絞り、いまの時間を測る

最初に決めるのは、導入する機器ではなく対象業務です。「記録全般」ではなく「夜勤帯の申し送り準備」「入浴後のバイタル記入」のように、時間帯と作業を特定します。対象が絞れたら、その作業に何分かかっているかを1週間だけ実測してください。

実測がないまま導入すると、効果を語る材料が印象だけになり、次の投資の合意が取れません。数分の記録でも、導入前後の比較ができれば加算で求められるデータ提出の下地になります。改善の進め方全体は介護の生産性向上とは?7つの取組と進め方が参考になります。

ステップ2|「記録のあと」まで含めて機器を選ぶ

選定では、記録が書けるかどうかだけでなく、書いた記録がそのまま申し送りや家族への報告に使えるかを確認します。記録と共有が別々の仕組みだと、理由4で挙げた二重運用が導入直後から発生しかねません。既存の端末やネットワークで動くか、既存データを移行できるかも同時に確認しておくと安全です。

費用面では、介護テクノロジーの導入に対する国の支援策があり、厚生労働省が「介護テクノロジー導入・定着支援事業」として案内しています(厚生労働省、2026年8月時点)。対象や補助率、申請の流れは年度と自治体によって異なるため、詳細は介護ソフトの補助金まとめで確認してください。製品ごとの比較や導入手順は介護ソフト導入を成功させる7ステップにまとめています。

ステップ3|推進役と話し合う場を先に決める

加算の要件では、委員会の構成員として管理者だけでなくケアを行う職員やユニットリーダーの参画が求められています(厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)、2026年8月時点)。制度が求めているのは、ITに詳しい担当者ではなく、現場の意見が反映される会議体です。

推進役を選ぶ基準も、機器に詳しいかどうかではなく、現場の困りごとを集めて言葉にできるかどうかに置けます。既存の会議と一体で運営することも認められているため、事故防止の委員会などに議題を1つ足す形で始められます。会議の場が先にあることで、導入後に出た不具合を持ち込む先が決まり、放置されにくい状態です。

ステップ4|教育を一度きりの研修で終わらせない

導入時の集合研修だけでは、操作に不安がある職員は数週間で使い方を忘れがちです。理由2で挙げたスキル差は、研修の回数ではなく、分からないときに確認できる手段があるかどうかで縮まります。

手順を短い動画にして端末から呼び出せる状態にしておくと、夜勤帯など質問できない時間帯でも確認できます。外国人スタッフが在籍する施設では、文字の説明より画面の操作を映した動画のほうが伝わる場面が増えます。研修は「全員に一度教える」から「必要なときに何度でも見られる」形へ切り替えるのが定着の条件です。

ステップ5|効果をデータで確認し、次の業務へ広げる

ステップ1で測った時間を、導入から3か月後に同じ方法で測り直します。加算では業務改善の効果を示すデータを1年以内ごとに1回提供することが要件になっているため、この測定は制度対応にもそのまま使えます(厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)、2026年8月時点)。

結果が出た工程から次の工程へ広げると、費用対効果の説明が実績ベースになり、理由1で挙げた決裁の壁が下がります。申し送りが片付いたら家族連絡、次に研修記録というように、1つずつ紙を止めていきましょう。情報共有の具体的な進め方は介護施設の情報共有を効率化する方法で詳しく解説しています。

進まない理由別に見る次の一手の選び方

同じ機器でも施設系(入所型)では効果実感が20ポイント以上高い(出所: 介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」に基づき編集部作成)

次の一手は、止まっている理由ではなく止まっている工程で決めると判断を誤りにくくなります。同じ「費用が出ない」という状態でも、記録が未着手の施設と、記録だけ電子化して共有が紙の施設では、次に足すべき機能が異なるためです。順序は工程の特定が先で、機能の選定は後になります。

止まっている工程から次に足す機能を決める

自施設がどの工程で止まっているかは、現場での見え方から判定できます。工程ごとに、次に足す機能と着手の目安を並べました。

止まっている工程 現場での見え方 次に足す機能 判断の目安
記録の入力 記録用紙への手書きと、事務所での転記が残っている 端末で入力できる介護記録の仕組み 記録の清書・転記に1日30分以上かかっている
記録から共有への受け渡し 端末に入力した内容を、申し送りノートに書き写している 記録がそのまま申し送りに反映される仕組み 申し送り準備が交代のたびに発生している
職員間の連絡 口頭伝達の漏れがヒヤリハットにつながっている 職員間で既読が分かる連絡の仕組み 「聞いていない」を原因とする事案が月1件以上ある
教育・手順の伝達 教える人によって手順の説明が変わる 手順を動画などで参照できる仕組み 新人の独り立ちまでの期間が指導者によって差がある
効果の確認 導入したが、楽になったかを説明できない 業務時間を記録・集計できる仕組み 加算の算定や次年度の予算要求を控えている

データ出典: 各工程の課題は介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」結果の概要の機能別利用率、加算に関する要件は厚生労働省「生産性向上推進体制加算について」(令和6年度介護報酬改定)(いずれも2026年8月時点)を基に作成

効果の出方はサービスの形態で変わる

同じ調査では、介護テクノロジーの導入効果について「効果がある」「やや効果がある」と答えた事業所は、昼間の業務負担の軽減で53.8%、夜間で47.2%でした。一方、施設系(入所型)に限ると同じ項目が76.8%と74.2%まで上がります(介護労働安定センター「令和7年度介護労働実態調査」結果の概要、2026年8月時点)。

全体平均は目安にすぎません。データ上は、効果の出方がサービスの形態によって大きく異なり、平均値をそのまま自施設の期待値には置けません。夜勤があり職員が広い建物に分散する施設ほど、共有と通知の仕組みが効きやすい構造にあります。だからこそ、他施設の導入事例をそのまま採用するのではなく、自施設のサービス種別に近い条件で効果を見積もるほうが判断を誤りにくくなります。次に投資する対象は、他施設の成功例ではなく、自施設で止まっている工程から決められます。

記録・申し送り・教育の分断を解消するならCareBase(ケアベース)

CareBase(ケアベース)は、介護記録・申し送り・動画マニュアルによる教育を1つのクラウド上で扱う介護施設向けの業務支援サービスです。記録した内容がそのまま職員間の共有に回る設計のため、記録と共有が別々の仕組みに分かれている施設で発生しやすい書き写しの作業を減らせます。

動画マニュアルとアラート通知を備えており、手順の確認を必要なときに端末から行えます。外国人スタッフ向けの多言語対応と、文字より画面の動きで伝える視覚的なマニュアルにも対応しました。機能・対応領域・導入の条件はサービス資料で確認できます。

よくある質問(FAQ)

介護のIT化とICT化・DXは何が違うのですか?

IT化は業務を機器やソフトに置き換えること、ICT化はそこに職員間・事業所間の情報のやり取りを含めた考え方、DXは仕組みや働き方そのものを組み替えることを指す場合が多い言葉です。記録を端末で書けるようになった段階はIT化、書いた記録が自動で共有される段階はICT化にあたります。言葉の整理は介護ICTとは、業務全体の組み替えは介護DXとはで扱っています。

IT化の費用負担を軽くする公的な支援はありますか?

厚生労働省は介護テクノロジーの導入に対する補助を案内しており、「介護テクノロジー導入・定着支援事業」として情報を公開しています(厚生労働省、2026年8月時点)。対象機器・補助率・申請時期は年度と都道府県によって異なるため、実際の申請にあたっては所管の自治体窓口で最新の要領を確認してください。制度ごとの内容は介護ソフトの補助金まとめにまとめています。

ITが苦手な職員が多い施設は、何から始めればよいですか?

対象業務を1つに絞り、すでに職員が使い慣れている端末から始める方法があります。全職員がすべての機能を覚える前提を外し、最初は記録の入力だけ、慣れたら申し送りの共有、という順で範囲を広げてください。操作手順を短い動画にして端末から呼び出せるようにしておくと、質問しにくい夜勤帯でも確認できます。

導入したのに使われなくなった場合、どう立て直せばよいですか?

まず、紙とデジタルの二重運用が残っていないかを点検します。端末に入力した内容を別の用紙に書き写す作業が残っている場合、使うほど手間が増えるため定着しません。どの帳票を紙で残し、どれを端末へ完全に移すかを委員会などの場で決め、期日を切って紙を止める判断が要ります。

まとめ

介護のIT化が止まる原因は、費用対効果・スキル差・人手不足・二重運用・情報漏えい不安の5つに分けられます。全国では記録の入力が72.2%まで広がる一方、職員間の共有は41.1%にとどまり、多くの施設で止まっているのは記録の先の工程です。生産性向上推進体制加算が求めるテクノロジー3区分を点検表として使えば、次に足すべき機能を自施設の条件で決められます。まずは業務を1つ選び、いまかかっている時間を1週間だけ測るところから着手してください。

介護ソフトの導入や見直しをご検討中の方は、まずは情報収集から始めてみませんか。
carebase(ケアベース)では、現場に定着する介護記録システムとして、多くの事業所でご活用いただいています。
費用や機能、導入事例について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

carebase(ケアベース)

carebase(ケアベース)の無料体験、
資料請求、お問い合わせはこちら

お問い合わせ

コラム一覧へ

介護ICT・業務効率化のおすすめ記事

  • 介護のケース記録の書き方|客観的に伝わる例文と時短のコツ
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.31

    介護のケース記録の書き方|客観的に伝わる例文と時短のコツ

    介護のケース記録は、5W1Hに沿って主観を避け、客観的な事実を時系列で書くのが基本です。この記事では、書き方の基本ルールから場面別の例文、使ってはいけない表現、そして時短のコツまで...

  • 【2026年版】介護の生産性向上とは?7つの取組と進め方を解説
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.31

    【2026年版】介護の生産性向上とは?7つの取組と進め方を解説

    介護の生産性向上とは、業務のムリ・ムダ・ムラ(3M)をなくし、ケアの質の向上と職員の負担軽減を両立させる取り組みです(厚生労働省、2026年7月時点)。単なるコスト削減ではなく、間...

  • 介護の夜勤記録の書き方|そのまま使える状況別の例文とコツ
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.28

    介護の夜勤記録の書き方|そのまま使える状況別の例文とコツ

    夜勤の介護記録は、簡潔・客観・時系列を守り、場面ごとの型に沿って書けば見落としを防げます。本記事では、巡視や睡眠、排泄、服薬、転倒、体調急変などの状況別にそのまま使える記載例と、N...

  • 排泄記録の書き方|必須項目・便の性状・すぐ使える文例集
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.28

    排泄記録の書き方|必須項目・便の性状・すぐ使える文例集

    排泄記録は、時間・量・性状・排泄方法・本人の様子の5つをそろえ、観察した事実を簡潔に書くのが基本です。この5要素をブリストル便形状スケールなどの共通のものさしで書けば、担当者が代わ...

  • 【2026年版】介護テクノロジー導入支援事業とは|補助率と申請の流れ
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.28

    【2026年版】介護テクノロジー導入支援事業とは|補助率と申請の流れ

    介護テクノロジー導入支援事業は、介護ロボットやICT機器の導入費用を都道府県が補助する制度です。令和6年度に「介護ロボット導入支援事業」と「ICT導入支援事業」が統合された事業で、...

  • 【2026年版】介護ソフトの選び方|比較ポイントと費用相場を解説
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    【2026年版】介護ソフトの選び方|比較ポイントと費用相場を解説

    介護ソフトは記録・請求・申し送り・教育を電子化する業務支援システムで、近年はクラウド型が主流です。製品数が多く料金も「要問い合わせ」が並び、何を基準に選べばよいか判断しにくい領域で...

  • 介護ICTとは?導入メリット・進め方まで解説【2026年版】
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    執筆者:川﨑翔太 介護ICTとは?導入メリット・進め方まで解説【2026年版】

    介護ICTは、記録・申し送り・教育といった業務をデジタルで一元化し、現場の負担軽減と情報共有・教育の標準化を図る仕組みです。人材不足が深刻化するなかで、限られた人員でケアの質を保つ...

  • 【2026年度版】介護ソフトの補助金まとめ|種類・補助率・申請手順
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    執筆者:柴田崇晴 【2026年度版】介護ソフトの補助金まとめ|種類・補助率・申請手順

    介護ソフトは記録や申し送り、教育を効率化する一方で、初期費用が導入の壁になりがちです。2026年度(令和8年度)も国と都道府県は介護ソフト向けの補助金を継続しています。使える補助金...

  • 申し送りの電子化とは?メリット・費用・進め方を解説
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    申し送りの電子化とは?メリット・費用・進め方を解説

    申し送りの電子化とは、口頭や紙で行っていた引き継ぎを介護記録システムなどで記録・即時共有し、誰でも同じ情報を参照できる状態にすることです。介護現場では記録の電子化が進む一方、申し送...

  • 介護記録の電子化とは|メリット・費用・法的要件まで徹底解説
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    介護記録の電子化とは|メリット・費用・法的要件まで徹底解説

    介護記録の電子化とは、紙やExcelで管理していた記録を専用システムでデジタルデータとして作成・保存・共有する取り組みです。記録時間の短縮と、電子保存の法的要件への適合を両立できる...

  • 【2026年版】介護記録アプリおすすめ比較13選|無料・有料の選び方
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    【2026年版】介護記録アプリおすすめ比較13選|無料・有料の選び方

    介護記録アプリは、利用者の状態やケア内容、申し送り事項をスマートフォンやタブレットで記録・共有するツールです。無料アプリは導入のしやすさ、有料アプリは教育・権限管理・サポートに強み...

  • 介護記録の書き方完全ガイド|5W1Hと文例で記録漏れを防ぐ
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    執筆者:柴田崇晴 介護記録の書き方完全ガイド|5W1Hと文例で記録漏れを防ぐ

    介護記録は、利用者の状態やケア内容を正確に伝える公的な文書であり、保存も法令で義務づけられています。書き方が人によってばらつくと、申し送り漏れや認識のズレ、運営指導での指摘につなが...

  • 介護の申し送りテンプレート|記載項目・例文・チェックリスト集
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    介護の申し送りテンプレート|記載項目・例文・チェックリスト集

    介護の申し送りは、記載項目・シーン別例文・チェックリストの3点をテンプレートとしてそろえると、伝え漏れと職員ごとの質のばらつきを減らせます。そのまま使える記載項目(統一フォーマット...

  • 【2026年最新】介護情報共有アプリ比較|一元化する選び方
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    【2026年最新】介護情報共有アプリ比較|一元化する選び方

    介護現場では、記録は専用ソフト、申し送りは口頭やノート、マニュアルは紙ファイルというように、情報が分散したまま運用されがちです。情報が散らばると伝達ミスや探す手間が積み重なります。...

  • 介護の申し送りのコツと進め方|ミスを防ぐ5つの実践ステップ
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    介護の申し送りのコツと進め方|ミスを防ぐ5つの実践ステップ

    介護の申し送りミスは、個人の注意不足よりも仕組みの問題から起こることが多く、伝える項目の統一・口頭と記録の二重確認・優先順位づけで再現性を高めると減らせます。申し送りの基本と目的、...

  • 【2026年版】介護ソフトおすすめランキング15選を徹底比較
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.7.8

    【2026年版】介護ソフトおすすめランキング15選を徹底比較

    介護ソフトの導入は人材不足と公的補助を背景に広がり、選択肢も増えています。ランキングは大手の総合型が上位に並びますが、最適解は施設のサービス形態で変わります。導入実績・料金・機能を...

  • 【専門家監修】介護施設における個人情報保護と記録管理|電子化で注意すべきポイント
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.5.25

    執筆者:川﨑翔太 【専門家監修】介護施設における個人情報保護と記録管理|電子化で注意すべきポイント

    介護施設では、利用者の氏名や住所、既往歴、介護記録など、多くの個人情報を日常的に取り扱っています。特に介護記録には、身体状況や認知症に関する情報など、慎重な管理が求められる内容も含...

  • 介護施設の情報共有を効率化する方法|申し送り・記録・研修を一元化するコツ
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.5.24

    介護施設の情報共有を効率化する方法|申し送り・記録・研修を一元化するコツ

    介護施設では日々、多くの情報共有が発生しています。 利用者様の体調変化、食事・服薬状況、事故報告、申し送り、研修内容など、共有すべき情報は多岐にわたります。 しかし実際の現場では、...

  • 介護記録ソフトの多言語対応機能とは?外国人スタッフが使いやすい記録システムの選び方と活用事例
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.3.25

    介護記録ソフトの多言語対応機能とは?外国人スタッフが使いやすい記録システムの選び方と活用事例

    介護業界では人手不足を背景に、外国人スタッフの採用が急速に進んでいます。特にベトナムやミャンマー、インドネシアなどからの人材は、現場において重要な役割を担う存在となっています。 し...

  • 【2026年版】介護ソフト乗り換えガイド|失敗しないシステム移行の手順とデータ引継ぎのポイント
    • 介護ICT・業務効率化

    2026.2.25

    【2026年版】介護ソフト乗り換えガイド|失敗しないシステム移行の手順とデータ引継ぎのポイント

    「動作が遅くて記録に時間がかかる」 「法改正のたびにアップデート対応が不安になる」 「サポートに問い合わせても解決まで時間がかかる」 こうした悩みを抱えながら、今の介護ソフトを使い...

  • 教育・人材育成のおすすめ記事

  • 介護の接遇事例集|場面別のNG例とクレーム発生時の対応
    • 教育・人材育成

    2026.8.21

    介護の接遇事例集|場面別のNG例とクレーム発生時の対応

    介護の接遇は、食事・入浴・排泄・声かけの場面ごとにNGな対応と良い対応を対にして整理すると現場で使えます。厚生労働省の令和6年度調査では、施設職員による虐待の発生要因の1位が知識・...

  • 介護の接遇マナー5原則|現場での実践と定着の進め方
    • 教育・人材育成

    2026.8.21

    介護の接遇マナー5原則|現場での実践と定着の進め方

    介護の接遇マナーとは、挨拶・表情・身だしなみ・言葉遣い・態度の5原則で利用者の尊厳を守る関わり方です。施設で虐待と認められた事例の発生要因は上位が職員側の課題で、最多は権利擁護や身...

  • 外国人介護スタッフへの指導方法|伝わる教え方と育成マニュアルの作り方
    • 教育・人材育成

    2026.8.21

    外国人介護スタッフへの指導方法|伝わる教え方と育成マニュアルの作り方

    外国人介護スタッフへの指導方法は、伝え方をそろえること、教える順番を決めること、その型を手順書に残すことの3つで組み立てます。同じ内容でも指導者ごとに言い方や順番が変わると、受け手...

  • 紙マニュアルの限界を突破|介護教育のICT化でOJT負担を減らす方法
    • 教育・人材育成

    2026.7.31

    紙マニュアルの限界を突破|介護教育のICT化でOJT負担を減らす方法

    介護教育のICT化とは、紙と口頭に頼っていた業務手順を動画で標準化し、誰が教えても同じ基準で学べる仕組みに変えることです。紙マニュアルが「あるのに使われない」課題や、動画マニュアル...

  • バイタルチェックとは?意味・目的・見るべき4つの項目をやさしく解説
    • 教育・人材育成

    2026.7.31

    バイタルチェックとは?意味・目的・見るべき4つの項目をやさしく解説

    バイタルチェックとは、脈拍・呼吸・体温・血圧などのバイタルサイン(生命の兆候)を測り、体調変化を早期に把握する観察業務です。介護現場では毎日欠かせない一方、その意味や目的、そして介...

  • 【2026年】介護eラーニング比較10選|選び方と料金相場
    • 教育・人材育成

    2026.7.31

    【2026年】介護eラーニング比較10選|選び方と料金相場

    シフト勤務の現場では全員を集める集合研修が組みにくく、参加できない職員の受講漏れが積み上がりがちです。認知症介護基礎研修が2024年4月に完全義務化され、対応は待ったなしになりまし...

  • 介護施設の法定研修とは?種類・回数・年間計画と記録の残し方
    • 教育・人材育成

    2026.7.31

    執筆者:柴田崇晴 介護施設の法定研修とは?種類・回数・年間計画と記録の残し方

    介護施設の法定研修は、運営基準などでテーマごとに義務付けられた研修で、「計画・実施・記録」の3点を一体で運用することが運営指導対策の要点になります。テーマの種類・実施回数・記録の残...

  • 介護の虐待防止研修とは|義務化の内容・進め方と記録管理を解説
    • 教育・人材育成

    2026.7.28

    介護の虐待防止研修とは|義務化の内容・進め方と記録管理を解説

    虐待防止研修は、令和6年4月から全介護サービス事業者に義務化された4措置の一つで、実施していなければ所定単位数の1%が減算されます(厚生労働省、2026年7月時点)。令和5年度に虐...

  • 【2026年版】動画マニュアル作成ツールの選び方|介護向け比較14選
    • 教育・人材育成

    2026.7.28

    【2026年版】動画マニュアル作成ツールの選び方|介護向け比較14選

    動画マニュアル作成ツールは、撮影・字幕付け・多言語化・受講管理までを一つにまとめた仕組みで、機能・料金・現場での使いやすさを軸に選ぶのが基本です。教育の時短ツールと見られがちですが...

  • 認知症介護基礎研修の義務化とは?対象者・期限・実施方法を解説
    • 教育・人材育成

    2026.7.28

    認知症介護基礎研修の義務化とは?対象者・期限・実施方法を解説

    認知症介護基礎研修は、2024年4月から無資格の介護職員に受講が義務づけられた研修です。対象となる職員は介護業務に従事してから原則1年以内に受講する必要があり、未受講のままでは運営...

  • 【2026年版】高齢者バイタル正常値一覧|血圧・体温・SpO2を『基準値』と『普段との差』で見る方法
    • 教育・人材育成

    2026.7.8

    【2026年版】高齢者バイタル正常値一覧|血圧・体温・SpO2を『基準値』と『普段との差』で見る方法

    介護現場で参照されるバイタルの正常値は、情報源によって数値の幅があります。特に血圧は2025年に学会の管理目標が改訂され、診断基準と治療中の管理目標が別概念であることを踏まえて読む...

  • 【2026年版】介護の研修動画とは?メリットと法定研修対応を解説
    • 教育・人材育成

    2026.7.8

    【2026年版】介護の研修動画とは?メリットと法定研修対応を解説

    介護の研修は義務付けられた領域が広がる一方、従業員が不足とする事業所は65.2%にのぼります(介護労働安定センター 令和6年度介護労働実態調査、2026年6月時点)。限られた人員で...

  • 外国人介護士の教育の進め方|在留資格別の前提と教育ロードマップ
    • 教育・人材育成

    2026.7.8

    外国人介護士の教育の進め方|在留資格別の前提と教育ロードマップ

    外国人介護士の教育は、在留資格ごとの前提を押さえ、入職前から段階的に進めるのが基本です。教育がうまく機能した施設では、日本人職員の指導力向上や業務の標準化にもつながったとの調査結果...

  • 介護施設の外国人スタッフ教育で起きがちな5つの課題と解決策|多言語マニュアル×動画で「伝わる教育」を実現する方法
    • 教育・人材育成

    2026.6.27

    介護施設の外国人スタッフ教育で起きがちな5つの課題と解決策|多言語マニュアル×動画で「伝わる教育」を実現する方法

    介護業界の深刻な人手不足を背景に、技能実習・特定技能・EPA(経済連携協定)などを通じた外国人介護スタッフの受け入れが急増しています。しかし、外国人スタッフを「採用して終わり」では...

  • 介護施設の新人教育マニュアル作成ガイド|OJT依存を脱して「誰でも教えられる仕組み」を作る方法
    • 教育・人材育成

    2026.6.24

    介護施設の新人教育マニュアル作成ガイド|OJT依存を脱して「誰でも教えられる仕組み」を作る方法

    「ベテランスタッフに聞いてね」「見て覚えてね」——多くの介護施設でいまだに行われているOJT中心の新人教育。この方法は、指導者への負担集中、教育品質のばらつき、ノウハウの属人化とい...

  • 外国人スタッフ向け法定研修を多言語対応で運用するには?施設管理者向け実践ガイド
    • 教育・人材育成

    2026.5.29

    外国人スタッフ向け法定研修を多言語対応で運用するには?施設管理者向け実践ガイド

    介護業界では人材不足を背景に、外国人スタッフの採用が進んでいます。技能実習や特定技能などを通じて、多くの施設で外国人介護人材が活躍するようになりました。 一方で、施設管理者からは「...

  • 【外国人スタッフ受け入れ施設必見】介護マニュアルの多言語化で離職率を下げる方法|ベトナム語・ミャンマー語対応の実践手順
    • 教育・人材育成

    2026.3.27

    【外国人スタッフ受け入れ施設必見】介護マニュアルの多言語化で離職率を下げる方法|ベトナム語・ミャンマー語対応の実践手順

    近年、介護業界では人材不足を背景に、外国人職員の受け入れが急速に進んでいます。ベトナムやミャンマー、インドネシアなどから来日するスタッフは、現場にとって重要な戦力となっています。 ...

  • 【2026年最新版】介護向け研修動画システム徹底比較5選|機能・費用・操作性から見る失敗しない選び方
    • 教育・人材育成

    2026.3.26

    【2026年最新版】介護向け研修動画システム徹底比較5選|機能・費用・操作性から見る失敗しない選び方

    介護業界では慢性的な人材不足に加え、教育負担の増加が大きな課題となっています。特に現場では、OJTに依存した教育体制や口頭・紙ベースの研修が中心で、指導の質にばらつきが出やすい状況...

  • 【2026年法改正対応】介護スタッフ教育の完全ガイド|新人研修から継続教育まで体系的に解説
    • 教育・人材育成

    2026.1.26

    【2026年法改正対応】介護スタッフ教育の完全ガイド|新人研修から継続教育まで体系的に解説

    介護現場におけるスタッフ教育は、施設のサービス品質や安全性を左右する重要な要素です。しかし実際には、「新人研修の内容が人によって違う」「OJTが属人的になっている」「教育に十分な時...

  • 【記録の見逃し防止】動画マニュアルと最新ソフトで変わる介護現場 – carebaseが実現する業務効率化
    • 教育・人材育成

    2025.8.29

    【記録の見逃し防止】動画マニュアルと最新ソフトで変わる介護現場 – carebaseが実現する業務効率化

    介護の現場では、利用者一人ひとりの状態を正確に記録し、チームで共有することが求められます。しかし現実には「記録の見逃し」「情報の行き違い」「マニュアル不足」などが原因で、業務効率や...

  • ケアベース導入事例のおすすめ記事

    介護経営・施設運営のおすすめ記事

  • 介護の転倒防止|原因別の対策と施設で仕組み化する手順
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    介護の転倒防止|原因別の対策と施設で仕組み化する手順

    介護現場の転倒防止は、原因を本人側と環境側に切り分けたうえで、環境整備・身体機能・見守りの3方向で対策を組むのが基本です。厚生労働省の2025年調査では、骨折・転倒が要介護者の介護...

  • 介護の人事考課の書き方|評価項目の決め方と上司コメント例文
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    介護の人事考課の書き方|評価項目の決め方と上司コメント例文

    介護の人事考課は、評価項目を「〜している」という行動の事実で定義し、コメントを事実・行動・次の目標の順で書くと公平になります。厚生労働省が公開している介護職向けの評価シートも、基準...

  • 介護施設の運営とは?経営を安定させる収支管理と5つの改善策
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    介護施設の運営とは?経営を安定させる収支管理と5つの改善策

    介護施設の運営とは、人員・設備・運営の基準を満たし続けながら、稼働率と人件費で決まる収支を管理する仕事です。全サービス平均の収支差率は令和6年度決算で4.7%にとどまり、収入の6割...

  • デイサービスの経営は儲かる?収支の実態と利益を決める3指標
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    デイサービスの経営は儲かる?収支の実態と利益を決める3指標

    デイサービス(通所介護)の収支差率は令和6年度決算で6.2%、赤字事業所の割合は37.4%です(厚生労働省、2026年8月時点)。収支を決めるのは延べ利用者数・利用者1人当たりの単...

  • 介護施設のコスト削減12の打ち手|費目別の優先順位とICT活用
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    介護施設のコスト削減12の打ち手|費目別の優先順位とICT活用

    介護施設のコスト削減は、人数を減らすことではなく、記録や申し送りといった間接業務の時間を減らすところから始まります。施設サービスは収入に対する給与費の割合が6割を超えており(厚生労...

  • 介護の緊急時対応マニュアル|手順・救急要請の基準と記録
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    介護の緊急時対応マニュアル|手順・救急要請の基準と記録

    介護の緊急時対応は、安全確保と反応の確認、応援要請、医療職への連絡と救急要請、記録・報告という順で進めます。救急隊の現場到着は全国平均で約10.0分のため、その約10分に誰が何をす...

  • 介護施設の目標具体例|施設・ユニット・個人別の書き方と評価
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    介護施設の目標具体例|施設・ユニット・個人別の書き方と評価

    介護施設の目標は、施設全体・ユニット・職員個人の3階層に分け、数値で測れる形にすると具体例として機能します。厚生労働省のガイドラインも、改善活動のゴールを定めるときに定量的に測定で...

  • デイサービスの稼働率の平均は70.7%|黒字化の目安と上げる方法
    • 介護経営・施設運営

    2026.8.21

    デイサービスの稼働率の平均は70.7%|黒字化の目安と上げる方法

    デイサービスの稼働率は、1か月の延べ利用者数を「営業日数×定員」で割って求めます。2024年度決算の全国平均は70.7%で、収支がプラスに転じる分かれ目は利用率60%台後半にありま...

  • 介護記録の保管期間は2年?5年?書類種別・起算日・電子保存を解説
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.31

    執筆者:川﨑翔太 介護記録の保管期間は2年?5年?書類種別・起算日・電子保存を解説

    介護記録の保管期間は、国の運営基準では「その完結の日から2年」、多くの自治体は条例で5年に延長しています。「2年で処分してよいのか、5年残すべきか」は書類種別と所在市町村の条例で変...

  • 【2026年最新】介護の人手不足の現状と原因|施設が今できる対策
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.28

    【2026年最新】介護の人手不足の現状と原因|施設が今できる対策

    介護の人手不足は、2040年度に約272万人の介護職員が必要とされる一方で、担い手の増加が追いつかない構造的な課題です。有効求人倍率は全職業の3倍を超え、その背景には高齢化・労働環...

  • 介護職の離職防止|原因データと定着率を高める対策の進め方
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.28

    介護職の離職防止|原因データと定着率を高める対策の進め方

    介護職の離職は「給与の低さが最大の原因」と考えられがちですが、介護労働安定センターの調査では、前職を辞めた理由の最上位は「職場の人間関係」で、賃金の低さはそれに次ぐ要因でした(介護...

  • 介護のリスクマネジメントとは|目的・進め方と事故対応を解説
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.28

    介護のリスクマネジメントとは|目的・進め方と事故対応を解説

    介護のリスクマネジメントとは、事故やヒヤリハットを組織的に把握・分析し、未然に防ぐ一連の取り組みです。厚生労働省の調査では、事故を種別ごとに整理して傾向を把握している市区町村は32...

  • 介護マニュアルの作り方と義務化対応|運営指導でみる整備の進め方
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.8

    介護マニュアルの作り方と義務化対応|運営指導でみる整備の進め方

    介護マニュアルは、業務手順や対応方法を標準化した文書です。令和6年4月からは虐待防止・感染症対策・業務継続計画(BCP)の指針整備等が全介護サービスで義務づけられ、未実施は基本報酬...

  • 介護のヒヤリハット事例集と報告書の書き方|場面別の記入例と様式
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.8

    介護のヒヤリハット事例集と報告書の書き方|場面別の記入例と様式

    介護現場のヒヤリハットは、どこまでが報告すべき事故で、何をどう記録すればよいか、制度上の線引きが分かりにくいテーマです。ここでは、場面別の事例と報告書の書き方を、公式の事故報告様式...

  • 介護の実地指導(運営指導)チェックリスト|確認項目と準備の進め方
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.8

    介護の実地指導(運営指導)チェックリスト|確認項目と準備の進め方

    実地指導は令和4年4月に運営指導へ名称変更され、確認項目は標準確認項目・確認文書として全国共通で整理されています(厚生労働省「介護保険施設等運営指導マニュアル」、2026年6月時点...

  • 【2026年版】介護施設の誤薬対策|原因・防止策・発生時の対応
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.8

    【2026年版】介護施設の誤薬対策|原因・防止策・発生時の対応

    誤薬は介護現場で起こりやすい事故ですが、厚生労働省は誤薬を「対策を取り得る事故」に位置づけています(厚生労働省「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライ...

  • 介護BCPとは?義務化・作り方・研修まで2026年完全ガイド
    • 介護経営・施設運営

    2026.7.8

    執筆者:柴田崇晴 介護BCPとは?義務化・作り方・研修まで2026年完全ガイド

    介護BCP(業務継続計画)は、令和6年4月から全介護サービス事業者に義務化された、感染症や自然災害でもサービスを継続するための計画です。一方で令和5年時点の公的調査では、感染症BC...

  • 【専門家監修】介護施設の職員定着率を高める取り組み|離職の真因を把握して「育てて残せる」組織をつくる方法
    • 介護経営・施設運営

    2026.6.30

    執筆者:川﨑翔太 【専門家監修】介護施設の職員定着率を高める取り組み|離職の真因を把握して「育てて残せる」組織をつくる方法

    「採用してもすぐ辞めてしまう」 「人手不足で現場の負担が増え、離職が続いている」 このような悩みを抱える介護施設は少なくありません。 介護業界では人材不足が深刻化する中、「採用」だ...

  • 【専門家監修】介護施設の運営指導・実地指導対策完全ガイド|指摘されやすい記録の問題点と事前準備のポイント
    • 介護経営・施設運営

    2026.6.29

    執筆者:柴田崇晴 【専門家監修】介護施設の運営指導・実地指導対策完全ガイド|指摘されやすい記録の問題点と事前準備のポイント

    「介護記録に抜け漏れはないだろうか」 「研修履歴や委員会の議事録をすぐに提出できるだろうか」 「前回の指導で指摘された事項に、きちんと対応できているだろうか」 介護施設の運営指導(...

  • 利用者・スタッフの快適環境を整える選び方と費用・補助金活用|介護施設のエアコン・空調設備導入ガイド
    • 介護経営・施設運営

    2026.5.27

    利用者・スタッフの快適環境を整える選び方と費用・補助金活用|介護施設のエアコン・空調設備導入ガイド

    介護施設では、利用者が長時間を過ごす環境として、空調設備の適切な管理が欠かせません。特に高齢者は体温調節機能が低下しているため、室温管理が不十分だと熱中症や脱水、感染症リスクの増加...

  • 製品・サービス情報のおすすめ記事

  • CareBase(ケアベース)を助成金で導入|投資対効果と申請の実際
    • 製品・サービス情報

    2026.7.31

    執筆者:柴田崇晴 CareBase(ケアベース)を助成金で導入|投資対効果と申請の実際

    助成金でCareBase(ケアベース)を導入できるのか、その投資は効果に見合うのか。施設管理者がまず確かめたいのは、この点ではないでしょうか。結論から言えば、CareBase(ケア...

  • carebase(ケアベース)料金プラン徹底比較 ─ 目的別最適プラン選び方【2025年版】
    • 製品・サービス情報

    2025.11.26

    carebase(ケアベース)料金プラン徹底比較 ─ 目的別最適プラン選び方【2025年版】

    介護記録ソフトの導入を検討する施設管理者にとって、最も悩ましいのは「どのプランが自施設に合うか」という点です。 特に carebase(ケアベース)は、介護記録の効率化に加え、動画...

  • 補助金・助成金で賢く導入!介護ICTツール『ケアベース』で現場改革を実現する方法
    • 製品・サービス情報

    2025.10.30

    補助金・助成金で賢く導入!介護ICTツール『ケアベース』で現場改革を実現する方法

    日本は急速な高齢化とともに、介護業界を取り巻く環境が大きく変化しています。 高齢者人口の増加に伴い、介護ニーズは増大。しかし、介護従事者の人材不足・離職率の高さ・業務の属人化などに...

  • ケアベース導入は補助金・助成金で実現できる? 補助の対象と申請の流れを解説
    • 製品・サービス情報

    2025.10.22

    ケアベース導入は補助金・助成金で実現できる? 補助の対象と申請の流れを解説

    介護記録・業務マニュアル・申し送りを一元化し、介護現場の生産性を高める ケアベース(carebase)。 「導入したいけど、費用が気になる…」 こうした悩みを持つ事業所は少なくあり...

  • 【2026年版】carebase(ケアベース)とは?全機能・料金プラン・導入事例を最新情報で徹底解説
    • 製品・サービス情報

    2025.9.29

    【2026年版】carebase(ケアベース)とは?全機能・料金プラン・導入事例を最新情報で徹底解説

    高齢化の進展に伴い、介護業界では 人手不足、業務の属人化、記録・引き継ぎのミス といった喫緊の課題が深刻化しています。紙・Excelでの記録運用では、転記ミスや情報の伝達漏れ、時間...

  • 【介護記録の効率化とデジタル化】ミスを防ぎ、現場を変える次世代ツールcarebase
    • 製品・サービス情報

    2025.8.22

    【介護記録の効率化とデジタル化】ミスを防ぎ、現場を変える次世代ツールcarebase

    介護現場では、入居者ごとのバイタルデータ・食事摂取量・服薬情報・ADLの変化・ケアプランなど、日々膨大な量の情報が発生します。 こうした情報は介護記録としてまとめられ、次のシフトに...