2026.10.27
感染対策委員会の議事録に何を残す?介護施設の記入例
基準(第27条)は、介護老人福祉施設の感染対策委員会をおおむね3か月に1回以上開き、その結果を職員へ周知徹底するよう定めています。そのため議事録には話し合った内容に加え、開催日時・出席者・議題・決定事項と担当・期限・周知の方法・次回予定まで書くと、開催と周知の両方を後から示せます。本記事で示すのは、定例と臨時の委員会の記入例、写せるテンプレート、年4回の議題例です。
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感染対策委員会の議事録の記入例|10月の定例会議1回分
前回の決定事項を報告で確かめ、今回の決定事項に担当・期限・周知の方法を付けて次回へつなぐ記入例の流れ(出所: 介護老人福祉施設の運営基準 第27条、厚生労働省「介護現場における感染対策の手引き 第3版」に基づき編集部作成)
定例会議の議事録は、下の記入例と同じ欄の順に、自施設の開催日時と出席者、その回に報告・検討した内容、決めたことと担当・期限・周知の方法を書き込めば仕上がります。記入例は冬の流行期に向けた10月の回を想定し、人物は伏せ字、日付と人数は空欄です。
10月の定例会議の記入例
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 委員会名 | 感染対策委員会 第3回(令和〇年度) |
| 開催日時 | 令和〇年10月〇日(〇)14:00〜14:45 |
| 場所・開催方法 | 会議室(看護職員Bはテレビ電話で参加) |
| 出席者 | 施設長(委員長)、事務長、看護職員B(感染対策担当者)、各ユニットの介護職員代表、管理栄養士、生活相談員 |
| 欠席者 | 配置医師(事前に議題を伝え、看護職員Bが意見を聴取) |
| 記録者 | 介護職員A |
| 報告事項 | 1. 7月の決定事項「各トイレに手洗い手順を掲示」は実施済み 2. 9月の発熱者〇名、いずれも感染症の診断なし |
| 議題 | 1. インフルエンザ・ノロウイルスの流行期に向けた準備 2. 11月の嘔吐物処理の研修の内容 3. 下半期の訓練の計画 |
| 検討内容 | 個人防護具と消毒液の在庫を確認し不足分を発注。研修は実技を含める。訓練は感染者が出た想定の机上訓練とする(看護職員Bの提案) |
| 決定事項・担当・期限 | 1. 嘔吐物処理セットを各ユニットに配置(看護職員B・10月〇日まで) 2. 嘔吐物処理の研修を実施(感染対策担当者・11月〇日) 3. 机上訓練を実施(施設長・事務長・12月) 4. 玄関に面会時の体調確認を掲示(生活相談員・10月〇日まで) |
| 周知の方法 | 議事録を各ユニットで回覧し確認欄に記名(10月〇日まで)、朝礼で決定事項を伝達、玄関と各ユニットに掲示 |
| 次回予定 | 令和〇年1月〇日(流行状況により随時開催) |
| 確認 | 委員長確認欄 |
報告事項・検討内容・決定事項の欄には、自施設のその回の会議で出た報告と決めたことを書きます。記入例の議題は、冬にインフルエンザとノロウイルスが流行するという介護現場における感染対策の手引き 第3版の記述に合わせ、玄関の掲示は手引きの工夫例どおりです。
録音から、委員会の様式に沿った下書きを作る方法
メモを表へ清書する代わりに、会議を録音してAI議事録で下書きを作る方法もあります。AI議事録とは、会議の録音から発言を書き起こし、話した人を分けて、議事録の下書きにまとめる仕組みです。CareBase(ケアベース)AI議事録は、会議の種類で「感染対策委員会」を選ぶと、委員会の様式に沿った議事録の下書きをAIが作ります。AIが作るものは下書きの段階で、元の発言を確かめた職員による修正と確定が欠かせません。確定した議事録は押印欄付きのPDFで出力し、印刷して回覧できます。対応する会議は19種類ですが、すべての施設に19種類すべての開催義務があるわけではなく、開催・記録の要件は施設種別や適用される基準で異なります。
確定した議事録をPDFにした例。末尾の承認・確認の押印欄を使い、印刷して回覧できる。画面は虐待防止委員会のもの(出所: CareBase(ケアベース)AI議事録 製品画面)
録音から感染対策委員会の議事録の下書きを作り、確かめて回覧したい方は
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感染対策委員会の議事録とは?委員会の開催と結果を示す記録
基準が求める開催と結果の周知を、議事録の開催の記録と周知の方法の欄で後から示せる(出所: 介護老人福祉施設の運営基準 第27条・指定居宅サービス等の基準 第31条、厚生労働省「介護保険施設等運営指導マニュアル 別添」に基づき編集部作成)
上の記入例のとおり、感染対策委員会の議事録には、開催日時・出席者・議題・検討内容・決定事項と担当・周知の方法・次回予定を書き、委員会で決めたことを職員へどう伝えたかまで残します。正式名称は「感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会」で、「感染症対策委員会」も同じ委員会の呼び名です。
基準が委員会に求める開催と結果の周知
介護老人福祉施設の運営基準(介護保険サービスの人員・設備・運営について国が定めたルール)第27条は、委員会をおおむね3か月に1回以上開き、その結果を介護職員その他の従業者に周知徹底するよう定めています。テレビ電話装置等を使った開催も可能です。議事録の様式は定めていないため、何を書くかは施設が決めます。訪問介護の場合、指定居宅サービス等の基準 第31条が定める頻度はおおむね6か月に1回以上です。厚生労働省の解釈通知(令和6年改正)は、流行する時期等を勘案した随時開催も求めています。
議事録で押さえたいのは、この「開催」と「結果の周知」を後から確かめられる形です。委員会の構成や研修・訓練の回数は、介護施設の感染対策は何をどこまで?平時の手順と委員会・研修の回数で詳しく解説しています。感染対策のほかに施設が開く委員会の設置義務と開催頻度は、介護施設の委員会の設置義務で一覧にしています。施設種別により基準が異なるため、最新の基準と指定権者(事業所を指定・指導する自治体)の運用をご確認ください。
運営指導で確認される「開催状況・結果がわかるもの」
厚生労働省の介護保険施設等運営指導マニュアル 別添は、介護老人福祉施設の感染対策委員会の確認項目を「委員会開催(おおむね3月に1回以上)、その結果の周知」としています。確認文書(運営指導で自治体が確認する書類として国が例示したもの)は、「委員会の開催状況・結果がわかるもの」です。
開催の状況と結果を記した議事録は、この確認文書として使える書類です。周知は確認項目に入っているため、周知の方法も書いておくと、開催と周知を1つの書類で示しやすくなります。
議事録に書く項目|開催・話し合い・結果の3区分
開催・話し合い・結果の3区分のうち、結果の記録が第27条の結果の周知を示す欄になる(出所: 介護老人福祉施設の運営基準 第27条、厚生労働省「介護保険施設等運営指導マニュアル 別添」、茂原市「各種委員会議事録参考様式」に基づき編集部作成)
感染対策委員会の議事録には、開催の記録・話し合いの記録・結果の記録の3つを書きます。開催の記録は日時・場所・開催方法・出席者と欠席者・記録者、話し合いの記録は報告事項・議題・検討内容、結果の記録は決定事項と担当・期限・周知の方法・次回予定です。結果の記録は、基準が求める結果の周知を議事録から読み取れるようにするための区分です。委員会や会議に共通する議事録の書き方のルールは、介護施設の議事録の書き方が参考になります。
| 区分 | 書く項目 | 根拠となる文言・様式の欄 |
|---|---|---|
| 開催の記録 | 日時(開始・終了)、場所・開催方法、出席者と欠席者、記録者・司会 | 確認文書「委員会の開催状況・結果がわかるもの」の開催状況/茂原市の参考様式の実施日時・参加者(司会・記録)・欠席者の欄 |
| 話し合いの記録 | 報告事項、議題、検討内容 | 茂原市の参考様式の検討内容・意見・感想の欄 |
| 結果の記録 | 決定事項と担当・期限、周知の方法、次回予定 | 第27条「その結果について…周知徹底」/確認項目「その結果の周知」/確認文書「委員会の開催状況・結果がわかるもの」の結果 |
出所: 運営基準 第27条、介護保険施設等運営指導マニュアル 別添、茂原市「各種委員会議事録参考様式」に基づき編集部作成
1. 開催の記録(日時・場所・開催方法・出席者と欠席者・記録者)
開催の記録には、開始と終了の時刻と場所を書きます。テレビ電話で参加した人がいれば、その名前と参加方法も記録の対象です。欠席者には、議題を事前に伝えたかと決定事項の伝え方も添え、記録者と司会も残します。茂原市の参考様式も、実施日時(時分〜時分)・参加者(司会・記録)・欠席者の欄を備えた作りです。
2. 話し合いの記録(報告事項・議題・検討内容)
報告事項と議題は別の欄です。報告事項には前回の決定事項の進み具合、期間中の有症者の状況、物品の在庫を入れ、議題にはその回で決める事柄を番号つきで並べます。検討内容は全文を書き起こさず、出た意見を職種名つきで要点だけ残し、決定に至った理由を1文添えます。
3. 結果の記録(決定事項・担当・期限・周知の方法・次回予定)
決定事項は「誰が・いつまでに・何をするか」の形が基本です。例えば「嘔吐物処理セットを各ユニットに配置(看護職員B・10月〇日まで)」のように書きます。手引きは決定事項等を確実に関係者へ周知徹底する必要があるとし、緊急度や目的に合わせて複数の周知方法を作っておくことを勧めています。工夫例は浴室への入浴の留意事項の掲示や、「排泄介助後は、必ず手洗い」のように行動を明記する書き方です。掲示を使ったときは、場所と文言まで議事録に残してください。茂原市は、各種議事録を全職員へ回覧のうえ適正に保存するよう求めています。
議事録1枚で開催と結果の両方を示すには、担当・期限と周知の方法の欄を様式に設けておくのが近道です。決めた研修・訓練は、実施記録と議事録の日付をそろえておくと、確認文書の「研修及び訓練の実施状況・結果がわかるもの」とつながります。研修の回数や内容の決め方は介護施設の法定研修とは?種類・回数・年間計画と記録の残し方にまとめました。決定事項の担当と期限、周知の方法まで書いた議事録は、次の委員会で進み具合を確かめる資料にもなります。
そのまま写せる議事録テンプレートと自治体の参考様式
感染対策委員会の議事録に国が定めた共通の様式はないため、下の記入欄の表を写すか、自治体が公開する参考様式を自施設の開催頻度に合わせて直して使います。どちらを使う場合も、決定事項・担当・期限と周知の方法の欄があるかを先に確かめてください。
写して使える記入欄の表
記入例と同じ行に書く内容の目安を添えた表です。自施設の文書ソフトへ写し、右の列を消せば記入欄になります。
| 項目 | 記入の目安 |
|---|---|
| 委員会名と回 | 令和〇年度 第〇回 |
| 開催日時 | 開始と終了の時刻まで |
| 場所・開催方法 | テレビ電話で参加した人の名前も |
| 出席者 | 職種・役職と氏名 |
| 欠席者と伝え方 | 事前の意見聴取、決定事項の伝え方 |
| 記録者・司会 | 氏名 |
| 報告事項 | 前回決定事項の進み具合、期間中の有症者、物品の在庫 |
| 議題 | その回に決める事柄を番号つきで |
| 検討内容 | 出た意見の要点と、決定に至った理由 |
| 決定事項・担当・期限 | 誰が・いつまでに・何をするか |
| 周知の方法 | 回覧・朝礼・掲示の別と、掲示の場所・文言 |
| 次回予定 | 日付と、次回に確かめること |
| 確認欄 | 委員長・施設長の確認 |
茂原市が公開している参考様式
千葉県茂原市が「各種委員会・研修等に係る議事録等の参考様式について」で公開しているのが、各種委員会議事録参考様式(Excel)です。感染対策委員会にあたる「衛生管理」の様式の欄は、回覧欄・実施日時・参加者(司会・記録)・欠席者・検討内容・意見・感想・留意事項です。茂原市は、「この様式によらなければならないものではございません」としています。
留意事項にある「おおむね6月に1回以上」は訪問介護の基準と同じ頻度のため、介護老人福祉施設が使うときは「おおむね3月に1回以上」へ読み替えます。様式には決定事項・担当・期限と周知の方法の欄がないため、使うときは自施設で書き足してください。
季節ごとの議題例|年4回の定例会議に割り振る議題
流行の前の回で備えを決め、流行期の後の回で振り返るように年4回の議題を割り振る(出所: 介護老人福祉施設の運営基準 第27条・指定居宅サービス等の基準 第31条、厚生労働省「介護現場における感染対策の手引き 第3版」に基づき編集部作成)
施設の定例会議は年4回を目安に開き、季節ごとに議題を割り振ります。4〜6月は年間の計画、7〜9月は食中毒、10〜12月はインフルエンザとノロウイルスへの備え、1〜3月は流行期の振り返りと次年度の計画を議題にします。基準のおおむね3か月に1回以上という頻度に、手引きが示す流行時期を重ねた割り振りです。
| No | 時期 | 議題例 | 根拠(手引き 第3版) |
|---|---|---|---|
| 1 | 4〜6月 | 年間の研修・訓練の計画、指針・マニュアルの見直し、新入所者の感染症の既往の把握 | 年度の初めに研修計画を立てる(p.44)/見直し時期と担当者を決めておく(p.51)/新規入所者の感染症の既往等を把握(p.52) |
| 2 | 7〜9月 | 食中毒の予防、上半期の訓練の振り返り | 夏場は細菌性の食中毒の多い時期(p.33) |
| 3 | 10〜12月 | インフルエンザ・ノロウイルスへの備え、嘔吐物処理の研修、面会時の掲示 | インフルエンザは毎年12月頃から翌年3月頃に流行(p.97)/ノロウイルスは冬季の感染性胃腸炎の主要な原因(p.100) |
| 4 | 1〜3月 | 流行期の発生状況の振り返り、下半期の訓練の結果、次年度の計画 | 各部署の実施状況を把握して評価し、改善すべき点等を検討(p.52) |
出所: 厚生労働省「介護現場における感染対策の手引き 第3版」に基づき編集部作成
流行の前の回で備えを決め、流行期の後の回で振り返る並びにすると、4回の議題が重なりません。訪問介護のようにおおむね6か月に1回以上の事業所は、上期の回で1と2の食中毒の予防に、前年度の流行期の振り返り(4)を加えます。下期の回は流行が始まる前に開き、3の備えと上半期の訓練の振り返りを扱います。
1. 4〜6月:年間の研修・訓練の計画と、指針・マニュアルの見直し
手引きは、年度の初めに研修計画を立てることと、指針・マニュアルの見直し時期と担当者を決めておくことを示しています。この回の決定事項には、見直す箇所と担当、そしてシミュレーション(感染症が出た場面を想定して役割と手順を試す訓練)の時期と形式を書いてください。
2. 7〜9月:食中毒の予防と、上半期の訓練の振り返り
手引きは夏場を細菌性の食中毒の多い時期とし、チューブ類や経管栄養剤の管理に注意を求めています。厨房と食事介助の衛生を確かめ、上半期の訓練で手順を変えた場合は、変えた箇所と周知の方法を決定事項に残します。
3. 10〜12月:インフルエンザとノロウイルスへの備え
嘔吐物処理の研修、処理セットの配置、面会時の体調確認の掲示は、流行が始まる前のこの回で決めておきたい事項です。手引きは予防可能な感染症のワクチンの接種を勧奨するとしており、職員への勧め方も議題にできます。前に示した10月の記入例が、この回の議事録の例です。
4. 1〜3月:流行期の発生状況の振り返りと次年度の計画
流行期に出た有症者と対応、下半期の訓練の結果、部署ごとの感染対策の実施状況を振り返り、次年度の研修・訓練・委員会の日程を決めます。BCPの見直しと合わせる場合は、介護BCPとは?義務化・作り方・研修まで2026年完全ガイドもあわせて確認してください。次の定例会議の時期に流行しやすい感染症を1つ議題に入れると、毎回同じ議題を写す議事録から抜け出せます。
感染症が発生したときの臨時の委員会と議事録
感染症が出て臨時に開いた委員会の議事録には、発症日・人数・症状、講じた措置、医師や保健所への相談と行政への報告の要否、次に確認することを書きます。終息を決めた回も記録の対象で、書き方は同じ形です。手引き 第3版は、発生時の有症者の状況や講じた措置等を記録するよう示しています。
臨時の委員会で議事録に残す項目
定例会議の欄に加えて残す項目は、次のとおりです。
- 発生状況: 最初の発症日、人数、症状、発生した居室やユニット
- 講じた措置: 嘔吐物の処理、消毒、食事や入浴の順番、職員の配置
- 医師・保健所への相談と、受けた助言
- 行政(市町村・保健所)への報告の要否を判断した結果と、その根拠
- 家族への連絡と、次に確認する日
報告が必要になる条件は、行政への報告が必要になる場合の解説で整理しています。
ノロウイルスが疑われたときの臨時の委員会の記入例
嘔吐と下痢の利用者が続けて出た場面を想定した記入例です。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 開催日時 | 令和〇年1月〇日 10:00〜10:30(臨時) |
| 出席者 | 施設長、看護職員B、2階ユニットの介護職員リーダー、生活相談員 |
| 議題 | 2階ユニットの嘔吐・下痢の発生への対応 |
| 報告 | 1月〇日から〇日に利用者〇名・職員〇名に嘔吐・下痢。配置医師の診察で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の疑いと説明あり |
| 決定事項・担当・期限 | 1. 2階の嘔吐物処理は看護職員の指示で行う(看護職員B・即日) 2. 2階の入浴は症状のない人から行う(介護職員リーダー・即日) 3. 面会を一時見合わせ、家族へ連絡(生活相談員・本日中) 4. 保健所へ相談し、行政への報告の要否を確認(施設長・本日中) |
| 周知の方法 | 全職員へ口頭と掲示で直ちに伝える |
| 次回予定 | 1月〇日(症状の推移を確認) |
診断や検査の要否のような医学的な判断は、記録者の判断ではなく、医師や保健所の助言として書いてください。
終息を決めた回の記録
手引きは、終息の判断は保健所と相談の上で感染対策委員会が最終的に行うとし、ノロウイルスについては施設全体で新しい患者が1週間出なければ終息とみなしてもかまわないとしています。終息を決めた回の議事録には、最後の発症日、保健所との相談内容、終息の判断、再開する面会や行事、見直す手順を書いてください。発生した回と終息を決めた回の両方を議事録に残すと、次の流行期に前回の対応を確かめながら判断できます。
有症者の状況と講じた措置は、日々の介護記録として交代する職員へも申し送られる情報です。CareBase(ケアベース)は、日々の介護記録をスマホやタブレットで入力し、職員間で共有できます。
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感染対策委員会の議事録についてよくある質問
感染対策委員会の議事録は何年保存すればよいですか?
介護老人福祉施設の運営基準 第37条は、施設サービス計画や提供した具体的なサービスの内容等の記録を完結の日から2年間保存すると定めていますが、その列挙に委員会の議事録は入っていません。手引きの指針の例は「○年間保管する」と施設が年数を決める形のため、指針で年数を決め、自治体の条例等の定めを指定権者に確認してください。書類ごとの保管期間は、介護記録の保管期間は2年?5年?書類種別・起算日・電子保存を解説が参考になります。
訪問介護の感染対策委員会の議事録も同じ項目でよいですか?
同じ3区分で書けます。訪問介護の基準(第31条)は委員会をおおむね6か月に1回以上開いて結果を訪問介護員等に周知徹底するよう定め、運営指導の確認文書も施設と同じ「委員会の開催状況・結果がわかるもの」です。委員会の対象に食中毒を含まないため、委員会名の欄はその名称に合わせます。
オンライン(テレビ電話)で開いた感染対策委員会の議事録には何を書けばよいですか?
基準はテレビ電話装置等での開催を認め、解釈通知はその際に個人情報の取扱いのガイダンス等を守るよう求めています。議事録の開催方法の欄に「テレビ電話」と書き、テレビ電話で参加した人の名前を出席者の欄に残してください。
事故防止委員会と一緒に開いたとき、感染対策委員会の議事録は分けるべきですか?
手引きは、事故防止検討委員会は関係職種や取り扱い事項が類似しているため、感染対策委員会と一体的に設置・運営して差し支えないとしています。一緒に開いた場合も、議題ごとに見出しを立てて区切って書くと、感染対策の議題と決定事項を後から見分けられます。
CareBase(ケアベース)AI議事録で、感染対策委員会の議事録の下書きを作れますか?
作れます。会議の種類で「感染対策委員会」を選ぶと様式に沿った下書きをAIが作り、職員が元の発言を確かめて修正・確定する流れです。テレビ電話で参加した委員がいる回はTeams・Zoomなどのオンライン会議を録音でき、録音済みの音声ファイルやテキストの貼り付けからも作成が可能です。料金は録音1時間あたり500円(税抜)で、初期費用と最低利用料金はありません。次の委員会の録音が、下書きから確定までの流れを確かめる最初の機会です。
感染対策委員会の議事録づくりを短くするならCareBase(ケアベース)AI議事録
季節ごとの議題例のとおり、感染対策委員会は流行期に向けて季節ごとに議題が増え、感染症が出れば臨時の回も加わる委員会です。年4回の定例と臨時の委員会のたびにメモを表へ清書している施設は、録音から様式に沿った下書きを作れば、職員の時間を確認と確定に回せます。介護記録・申し送り・教育を一元化するCareBase(ケアベース)の機能の一部であるCareBase(ケアベース)AI議事録は、単独でも導入できます。
感染対策委員会の議事録づくりの道具を比べる観点は、次の3点です。
- 感染対策委員会の様式に沿った下書きをすぐ作れるか(年4回と臨時の委員会を同じ形で残すため)
- 決定事項を元の発言と修正の経緯までたどれるか(担当が替わっても経緯を確かめるため)
- 印刷して押印の回覧に回せるか(全職員への回覧を続けるため)
会議中のメモから表へ清書する運用では、清書が終わるまで回覧に回せず、検討の経緯も記録者のメモ頼みです。
CareBase(ケアベース)は、委員会の議事録は決定事項とその経緯を後から確かめられる形で残すものと考えています。CareBase(ケアベース)AI議事録は、会議の種類で「感染対策委員会」を選ぶとAIが様式に沿った下書きを作り、職員が確かめて確定する仕組みを備えています。要約の各項目から元の発言を開け、編集した人・日時・変更前後が履歴に残るため、修正の経緯もたどれる作りです。確定後は編集できず、確定した議事録は押印欄付きのPDFで出力し、印刷して押印の回覧に回せます。
議事録の新規作成画面。会議種別で感染対策委員会を選ぶと、その様式のテンプレートが決まる(出所: CareBase(ケアベース)AI議事録 製品画面)
1時間の会議の議事録作成は、従来の40分〜1時間に対し5〜10分程度が目安です。導入検討施設へのヒアリングに基づく目安で、会議内容や録音環境、確認・修正量により異なります。そのため、清書を待たずに決定事項を回覧したい施設や、担当が替わっても経緯をたどれる形で残したい施設には、下書きと修正の履歴を両方持つこの仕組みが合います。
本体のCareBase(ケアベース)が備えるのは、研修の実施記録を自動で保存する機能と、申し送りを職員間で共有する機能です。委員会で決めた研修の記録と申し送りを、1か所で管理できる仕組みです。
感染対策委員会の議事録を持ち回りで作り、印刷して回覧している施設や、本体はまだ使っていないものの議事録づくりから軽くしたい施設に向いています。CareBase(ケアベース)の導入社数は100社以上です。
まとめ
感染対策委員会の議事録は、開催・話し合い・結果の3区分で書き、決定事項の担当と期限、職員への周知の方法まで残すのが基本です。様式は施設で決めてよく、議題は季節の感染症に合わせ、臨時の委員会と終息を決めた回も残します。頻度などの要件は施設種別で異なるため、最新の基準をご確認ください。次の定例会議の前に、3区分の欄と季節の議題を自施設の様式で確かめておくと、議事録は開催と結果を示す記録になります。
CareBase(ケアベース)は介護記録・申し送り・研修の記録を1か所で管理でき、機能の一部のAI議事録は様式に沿った下書きを作って職員が確定するため、議事録を持ち回りで作る施設に向きます。
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